松本市立考古博物館 5月~7月の事業 中止のお知らせ

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、年間行事予定等に掲載されている5月~7月の事業を下記のとおり中止とさせていただきます。

 ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力を賜りますようお願い申しあげます。

中止する事業   

1 春季企画展「エリ穴 縄文時代中期~晩期のムラ」:5月1日(金)~6月28日(日)

2 弓矢づくり講座:5月16日(土)、5月30日(土)  

3 あがたの森考古学ゼミナール:7月5日(日)、7月19日(日)  

常設展展示紹介③ 「縄文時代の土器2」

1 いろんな形の縄文土器(深鉢・浅鉢)

  深鉢ふかばちは縄文土器の中で、最も多い土器の形です。おもに、る、く、す、たくわえるなどの目的で使われました。これに対して浅鉢あさばちは、食べ物を盛り付けるために使われました。現在の皿や鉢にあたるものです。

深鉢

深鉢

浅鉢

浅鉢

2 いろんな形の縄文土器(釣手土器・有孔鍔付土器)

  縄文土器には、器としての用途だけでなく実用的な製品として作られたと考えられるものも有ります。その一つが、釣手土器です。釣手土器は縄文時代中期中ごろから後半にだけ作られた極めて特殊な土器です。鉢にとっ手がついたような形をしています。内側がすすけているため、ランプとして使われたと考えられます。

釣手土器

釣手土器

 

コラムクイズ

縄文土器には釣手土器の他にも実用的な製品があります。
考古博物館に展示している下記の土器の口の部分にはほぼ等間隔で小さな穴があけられ、その下につばがついています。口に皮を張って太鼓としたとする説と、酒を造るための容器だったとする説(穴はガス抜きのために使った)があります。では、このような土器を何というでしょうか?

縄文土器

3つの中から選択してください

常設展展示紹介① 「土偶コレクション」

1 土偶をみよう!

 当館の展示室に入ると、松本市内から発掘された土偶20点がみなさんをお迎えします。土の壁面風ケースの丸い窓をのぞき込むと、いろんな表情をした土偶をみることができます。また、展示されている土偶の多くが女性的な姿をしていることや、完全な形をしたものが少ないことに気づくでしょう。女性的要素を多く持つ姿や、バラバラになって出土し、ほとんどの場合完全な姿に復元できないことが土偶の特徴といえます。

常設展「土偶コレクション」

常設展「土偶コレクション」

2 土偶は何のためにつくられた?

 縄文時代につくられた素焼きの土人形である土偶。この土偶が何のためにつくられたかは、まだはっきりしていません。しかし、女性的な姿をしたものが多いことから、食料となる動植物の成長や子孫繁栄を祈ったという説や、バラバラの状態で出土することがほとんどなので、ケガや病気をした人の身代わりとして使われたという説もあります。
 縄文時代の約1万年間、土偶の役割が全く変わらなかったということは言い難いですが、縄文人は、土偶を日常的に使う実用的な道具とは別の特別な道具としていたことでしょう。

土偶(坪ノ内遺跡出土 撮影:宮嶋洋一)

土偶(坪ノ内遺跡出土 撮影:宮嶋洋一)

 

コラムクイズ

土偶の材料は何?

土偶

3つの中から選択してください

常設展展示紹介② 「縄文時代の土器1」

1 縄文時代の松本平

  縄文時代は草創期・早期・前期・中期・後期・晩期の6つに分けて考えられています。前・中期(約6000年~4500年前)の気候は今よりも温暖で、東日本では中期に最も文化が栄えました。
 松本平でも、鉢伏山をはじめとする東山山麓一帯に大きなムラが次々と作られました。人々は森に近い、沢沿いの丘陵や台地を生活の場として好んだようです。

縄文時代の家の中(イメージ図)

縄文時代の家の中(イメージ図)

2 華やかな縄文土器

  当館の縄文時代の展示は「縄文時代中期の土器」が展示テーマとなっています。縄文時代中期は、松本平で最も縄文文化が栄えた時期です。この時期につくられた華やかな土器が展示室のステージに所狭しと並べられ、間近で土器を見ることができます。
 展示コーナー前半は縄文時代中期初め~中頃、後半は中期後半の時代を象徴する土器を展示しています。土器には形や文様に地域ごとの流行があり、人々の広い交流を知ることができます。

常設展「縄文時代の土器」

常設展「縄文時代の土器」

 

コラムクイズ

つる草のように美しい文様のこの土器は、縄文中期後半に松本平を中心に栄えた文化で発達した土器です。この型式の土器を何というでしょう。

縄文土器

3つの中から選択してください

速報展「発掘された松本2019」(2月8日~2月24日)

2019年、松本市の発掘調査結果をいち早くみなさまに‐‐‐

松本市では毎年、市内各地の発掘調査を行っています。
速報展は1年間の発掘調査の成果をいち早く市民のみなさまにお披露目している展覧会です。
さて、2019年はどのような調査結果になったのでしょうか。ぜひご覧ください。

 

 

会  期:令和2年2月8日(土)~2月24日(月・祝)
会  場:松本市時計博物館(松本市中央1-10 36-0969)
       ※考古博物館ではないのでお間違えなく。
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観 覧 料:大人310円、小中学生150円
お問い合わせ:考古博物館(86-4710)

○関連事業「発掘された松本2019 報告会」
日 時:令和2年2月11日(火・祝) 午後1時~午後4時30分
会 場:松本市勤労者福祉センター(松本市中央4-7-26)
料 金:無料
申込み:不要
定 員:300人
内 容:2019年の発掘報告
   (①上野遺跡②松本城三の丸大名町
    ③松本城三の丸土井尻④弘法山古墳と周辺古墳群測量調査)

講 演:「中近世の治水・利水遺構と土木技術」
     (講師:帝京大学文化財研究所 客員教授 畑 大介氏)

展覧会・報告会は終了しました。

考古学から探る 奈良・平安時代の松本平(10月5日~12月1日)

━━━律令体制化の松本平の暮らしとは ━━━

 律令体制が整備され、それもやがて衰退していく奈良・平安時代。松本平では都から官道「東山道」が通じ、平安時代には国府がおかれていました。都などとの交流や流通により、松本平は栄え、活発な開発が行われましたが、そのなかで人々はどのような暮らしをしていたのでしょう。発掘調査からわかってきた奈良・平安時代の松本平について紹介します。 

会  期:令和元年10月5日(土)~12月1日(日)

開館時間:午前9時~午後5時(最終入館午後4時30分)
休 館 日:月曜日
料  金:通常観覧料(大人200円、中学生以下無料)
お問い合わせ:考古博物館(86-4710)

土器づくり講座(10月12日、11月9日)

縄文土器づくり講座

縄文土器、作ってみませんか?

アルバム1109○ 日 時
  成形 :10月12日(土) 9時~12時
  野焼き:11月9日(土) 9時~12時
○ 会 場
  松本市立考古博物館(体験学習室及び駐車場)
○ 参加対象(先着15名)
 ・両日参加できる方
 ・小学校以上(要保護者付き添い)
 ・大人の方の参加も可
○ 参加料
  800円
○ 申し込み
  9月19日(木)募集定員に達しました。
○ お問い合わせ
  松本市立考古博物館(86-4710)

第41回あがたの森考古学ゼミナール(7月7日・21日)

 あがたの森考古学ゼミナールは昭和54年から始まり、毎年松本市域の考古学に関するテーマを設定し、市民向けの考古学講座として専門家や発掘調査担当者が研究成果・調査結果からわかりやすく講演をしています。
 今年は奈良・平安時代をテーマに、2人の講師をお招きし講演していただきます。第一講では、律令体制下の松本平の人々の暮らしや集落の営みなどを、詳しく解説いただきます。。第二講では、律令体制下の古代の地域社会の実像を詳しく解説いただきます。

 

第一講 「松本平の奈良・平安時代」
講 師:原 明芳氏(松本市文化財審議委員)
日 時:7月7日(日)午後1時から午後3時

第二講 「律令国家と古代の地域社会」
講 師:坂井 秀弥氏(奈良大学教授)
日 時:7月21日(日)午後1時から午後3時

会 場:あがたの森文化会館2-8教室(松本市県3-1-1)
定 員:各講70名 ※6月23日(日)で定員に達しました。
参加費:各講200円
申込み:電話で考古博物館(86-4710)まで
その他:会場駐車場に限りがあるので、公共交通機関を利用いただくようご協力お願いします。
お問い合せ:考古博物館まで

春季企画展「わが地区の逸品 岡田地区の遺跡」(4月27日~6月23日)

松本市内各地域の遺跡を紹介している春季企画展。今年は岡田地区を紹介します。岡田地区は、縄文時代から中世にかけて多くの遺跡が分布しており、中でも縄文時代と奈良・平安時代の遺跡が多数見つかっています。

企画展では、それぞれの遺跡から出土した遺物とパネルによって、岡田地区の原始・古代から中世までを紹介します。

田溝池より北部古窯址群をのぞむ

田溝池より北部古窯址群をのぞむ

 

 

 

 

 

会期:4月27日(土)~6月23日(日)

休館日:月曜日(休日の場合は翌日)

会場:松本市立考古博物館 第2展示室

料金:大人200円、中学生以下無料(団体20人以上で150円)

お問い合わせ:考古博物館まで(86-4710)

「鹿角アクセサリーづくり」を体験してみませんか?

 鹿角は、縄文時代から装身具や狩猟具として利用され、縄文人は、肉はもちろん角や骨や皮まで無駄にすることなく利用しました。そして、現在、考古博物館がある松本市中山地区にはたくさんの鹿が生息し、猟友会員が活動を行っていますが、捕獲した鹿が充分に活用されていないという現状があります。
 そこで、考古博物館では、自然のなかで動物とともに生活した縄文人にならって、地元でとれた鹿角を使う「鹿角アクセサリーづくり体験」を実施しています。好きなビーズや紐と組み合わせて自分だけのオリジナルアクセサリーを作ってみませんか!

実 施 日:開館日はいつでも体験できます。
      ただし、材料が無くなり次第終了します。
      事前予約は不要ですが、団体で体験される場合は事前にご連絡ください。
料   金:400円
対   象:どなたでも体験可能です。
体 験 時 間:約20分
協   力:この体験は、中山地区地域づくりセンターの協力により地元でとれた鹿角を使用しています。

鹿角アクセサリー

鹿角アクセサリー

鹿角アクセサリー

鹿角アクセサリー