松本市市制施工110周年記念 秋季企画展「城と館が語る中世の松本」

 松本市では、平成25年から井川城跡や林城跡の発掘調査を行ってきました。また、これに先立って林城の山麓にある林山腰遺跡の発掘調査が平成14年から15年にかけて行われています。
これらの調査成果などにより平成29年2月9日付けで、小笠原氏城跡(井川城跡・林城跡のうち大城)が国の史跡に指定されました。その史跡の価値は「室町時代から戦国時代に至る領主の居城の在り方を示す信濃守護小笠原氏の居城跡」として評価されています。
 この企画展では、発掘調査により明らかになってきた信濃守護小笠原氏の居館と城の移り変わりから、中世松本の武家の時代を紐解きます。

林山腰瀬戸産陶器 2 林城跡遠景

 

 

 

 

 

1 会 期  平成29年9月16日(土)~11月26日(日)
2 会 場  考古博物館2階 第2展示室
3 観覧料  通常観覧料(大人200円、中学生以下は無料)
4 展示品  井川城跡出土品(土器陶磁器、金属製品、石製品、木製品など)
       林山腰遺跡出土品(陶磁器)など約140点    

速報展「発掘された松本2016」

松本市内では、2016年も各地で発掘調査が行われました。この速報展では、現場から得られた新たな発見や貴重な資料について、出土品や写真パネルを展示し、いち早く皆様にご紹介します。
毎年の発掘調査で、埋もれていた松本の歴史も少しずつ明らかになっています。掘り出されたばかりの生の史料にぜひ触れてみてください。

会 期:平成29年2月11日(土)~26日(日) 9時~17時まで(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日
会 場:松本市時計博物館3階企画展示室 ※松本市立考古博物館ではありません。
展示品:松本城三の丸跡土居尻出土の銅鏡や井川城址出土の漆器碗など約400点

詳細は添付のチラシをご覧ください。

チラシ表

チラシ裏

秋季企画展「よみがえる松本城下町」

江戸時代の松本を考える時、松本城の姿は思い浮かんでも、城下町での人々の暮らしはなかなかイメージしにくいのではないでしょうか。今回の企画展では、日常生活の様子や、近世松本に流入する商品の動きなどを、近年の発掘調査で出土した遺物を手掛かりに解説し、松本城下町を身近に感じるきっかけを提供します。

2391餌猪口

会 場:松本市立考古博物館 第2展示室

会 期:平成28年9月17日(土)~11月27日(日)

料 金:通常観覧料(大人200円、中学生以下は無料)

※詳細は、チラシをご覧ください。

「よみがえる松本城下町」チラシ

開館30周年記念特別展「松本考古学の原点~中山地区の遺跡~」

 当館は、昭和61年(1986)に開館し本年で30周年を迎えます。
 当館が位置する松本市中山地区は、江戸時代から古墳の存在が知られ、多くの住民が出土遺物を所有している地区でした。そして、明治期には、古墳とともに土偶などの出土遺物が全国に紹介されています。こうして、住民たちの手によって考古学研究が始まり、昭和初期に地域の出土遺物が散逸する危機に瀕した際には、「地域の宝は地域で護る」という当時としては先進的な文化財保護の精神のもと、地区内に「中山考古館」(当館の前身施設)を設立しています。

 本展示では、こうした住民による考古学研究こそが松本の考古学の原点であると位置づけ、中山地区の考古学のあゆみを振り返るとともに、地域住民から当館に託された地域の宝(中山地区の遺跡の出土遺物)を展示します。当館誕生の契機となった中山地区に息づく文化財保護の精神と、住民によって護られた地域の宝を、ぜひご覧ください。

1 会  期  平成28年4月23日(土)~6月26日(日)
        休館日は月曜日(休日の場合はその翌日)
2 会  場  松本市立考古博物館 第2展示室
3 観  覧 料  通常観覧料(大人200円、中学生以下は無料)
4 展  示 品  明治期の中山地区の遺跡や遺物が紹介された文献資料や、柏木古墳から出土した勾玉などの
        装身具や鉄刀、馬具のほか、中山地区の遺跡から出土した縄文土器など、約160点を展示
        します。

詳しくは、添付チラシをご覧ください。

松本考古学の原点