アルプス公園の自然:フクジュソウ(キンポウゲ科)

フクジュソウ

場所:マレットゴルフ場周辺・薬草園

早春の花、福寿草(ふくじゅそう)。スプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つです。陽の光に合わせて花を開閉させます。光沢のある花びらで光を集め、花の中の温度を上げて、虫を招き入れているようです。蜜腺はありませんが虫媒花です。薬効もありますが毒もあるので、安易に口にするのは危険です。

アルプス公園の自然:ウメ(バラ科)

ウメ紅 ウメ白

場所:古民家周辺

紅白の梅の花が咲き始めました。晴れた日は、背景に北アルプスを配して花を見ることができます。また、香りも楽しんでみてください。

アルプス公園の自然:キクイタダキ

キクイタダキ キクイタダキ2

学名 Regulus regulus
スズメ目キクイタダキ科

 アルプス公園東駐車場から公園内へと渡る「アルプス森のかけ橋」は公園内でも絶好の野鳥観察スポットだ。谷あいに架かる橋の高さは30mあり、普段は見上げるしかない木の上の鳥たちを、同じ高さや見下ろす形で見る機会に恵まれることもある。
 そこで見かけたヒガラやエナガの群れの中に見慣れない鳥が混ざっていることに気づいた。キクイタダキだ。不思議な響きの名前だが、漢字で書くと「菊戴」で頭の上の黄色い羽、冠羽に由来する。この部分は縄張り争いや求愛の際に開き、その様子を菊の花になぞらえてつけられた名前のようだ。いつかはその様子も観察してみたい。

アルプス公園の自然:トラツグミ

 トラツグミ 尾羽で地面をたたくトラツグミ

学名 Zoothera dauma
スズメ目ヒタキ科

 先日の観察会で一瞬だけ姿を現したトラツグミを撮影した。場所は観察会で見かけたのと同じ「森の入口広場」東側の道の斜面で、踊るように体を揺らしたり尾羽を地面に叩きつけたりする様子が観察できた。どうやら振動でエサなるミミズなどの生き物を驚かせて、動いたところを捕らえるようだ。

「冬の野鳥観察会」を開催しました!

2月6日に「冬の野鳥観察会」を開催しました。参加された皆様、ありがとうございました!

観察された野鳥

ルリビタキ

ルリビタキ

ヌルデの実を食べるルリビタキ

ヌルデの実を食べるルリビタキ

ジョウビタキ

ジョウビタキ

ツグミ

ツグミ

シロハラ

シロハラ

シジュウカラ

シジュウカラ

コガラ

コガラ

ヤマガラ

ヤマガラ

ホオジロ

ホオジロ

カシラダカ

カシラダカ

メジロ

メジロ

コゲラ

コゲラ

レンジャクの群れ

レンジャクの群れ。ほとんどがヒレンジャクでしたが、左の2羽はキレンジャクのようです。

 

そのほか
ヒヨドリ・エナガ・トラツグミ・カワラヒワ・ベニマシコ・スズメ・カケス・ハシブトガラス・ハシボソガラス・アオゲラ・トビ
がいました。

観察会の様子

観察会の様子

博物館の前でレンジャクの群れを観察

観察会の様子2

さくらの森でコゲラを観察

 

アルプス公園の自然:ツルウメモドキ(ニシキギ科)

ツルウメモドキ場所:花の丘

 秋には赤系色の実がたくさん見かけられます。これは鳥に食べてもらいやすい色だからです。数ある赤い実の中、ツルウメモドキは実の付け根に黄色いものがあって見分けられます。元々黄色い果皮に包まれた状態で、それが熟すと3つに割れて鮮やかな赤橙色の仮種皮が現れるのです。花は5~6月、黄緑色であまり目立ちません。

アルプス公園の自然:ヌルデ(ウルシ科)

ヌルデ場所:園路沿い・森の里広場

 国語の教科書の中の『三年峠』という話に「秋に葉がきれいに染まる」というような描写で出てきます。紅葉しないまま茶色く枯れてしまう葉もあるのですが、鮮やかな紅に染まった葉はとてもきれいです。翼(よく)(葉と葉の間の軸にあるひらひらした部分)も紅くなります。名の由来は、塗料(ぬて)として使われたことから、あるいは樹液がヌルヌルするからなど、諸説あります。

アルプス公園の自然:ゲンノショウコ(フウロソウ科)

ゲンノショウコ

場所:森の入口周辺園路沿い

 フウロソウの仲間は「~フウロ」と名付くものが多い中、「現の証拠」というちょっと変わった名前がついています。その由来は、煎じて飲めばすぐに下痢止めの効果が現れる、という薬効から。古くから健胃整腸などの薬草として重宝されてきた植物です。

 写真の実は未熟で筒状ですが、熟すとはじけて反り返り、その形からついたミコシグサという別名も持っています。

アルプス公園の自然:ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

ツリフネソウ

場所:森の里広場と北駐車場の間

 秋に紫色の花が釣り下がって咲きます。花の筒になった先端はくるりと巻いていて、蜜がたまっていますが、ここまで口の先端が届く虫は限られています。特定の虫に来てもらうことで、他のツリフネソウに確実に花粉を運んでもらえるメリットがあります。実は熟すとはじけて飛ぶ仕組みになっています。

アルプス公園の自然:ヤマガラとエゴノキ

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エゴノキ Styrax japonica の実をくわえる         ヤマガラ Sittiparus varius

 南駐車場の近くのエゴノキで、何匹かのヤマガラたちを観察した。

 エゴノキは秋になると大量の実をつけるが、その実にはサポニンという毒があり、食べるとえぐいためこの名がついたと言われている。その毒と硬い果皮のため鳥たちもあまり食べようとしないが、ヤマガラだけはこの実が好物で、叩いて果皮を割る姿や、くわえてはどこかへ運ぶ姿を観察でる。

 実を運ぶのは冬に備えての貯えで、ヤマガラは隠し場所をほとんど記憶しているらしい。その中で運よく場所を忘れられた実は、春にそこで芽吹くことになる。

 

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器用に両足で支えて

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つついて割った果皮をはがし

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中身を取り出す

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少し離れた木の根元に実を隠そうとする