2025年2月8日
2/8(土)に冬の野鳥観察会を開催しました。ご参加の皆様ありがとうございました。
観察した野鳥

カヤクグリ

カワラヒワ

ホオジロ

アオジ

カシラダカ

ヤマガラ

ルリビタキ
そのほか観察した鳥:トビ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、エナガ、ジョウビタキ、シジュウカラ、メジロ
声を聞いた鳥:コゲラ、イカル
観察会の様子

2024年2月3日
2/3(土)に冬の野鳥観察会を開催しました。ご参加の皆様ありがとうございました。
観察した野鳥

冬鳥のアトリ
時には大規模な群れを作るが、小さな群れを観察

冬鳥のツグミ
地面でエサを探す姿を園内各地で観察できる

公園で1年中見られるホオジロ
腹部は茶色

冬鳥のカシラダカ
ホオジロの仲間で腹部が白

ジョウビタキのメス
オスにくらべれば地味だが、尾羽はオレンジ

ルリビタキのメス型
青い尾羽に脇腹の黄色が特徴
翼に青みがかってるように見えるので若いオスか
そのほか観察した鳥:トビ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、シメ
声を聞いた鳥:コゲラ
観察会の様子

2023年5月13日
5月13日に「初夏の野鳥観察会」を開催しました。ご参加の皆さま、ありがとうございました。
観察した野鳥

ホオジロは樹のてっぺん近くでさえずります

道端にキビタキのつがいが現れました。オスは美しい黄色です。

キビタキのメス。さえずりで探しやすいオスと違い中々みることができません。

水が溜まった池にカルガモがいました。観察会で見るのは初めてです。

ヤマガラ

コゲラ
そのほか:スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、トビ、シジュウカラ、ツバメ
鳴き声を聞いた野鳥(写真は再掲)

メジロ

センダイムシクイ
観察会の様子

“博物館前に集合

ヤマガラを観察
2023年3月17日
キレンジャク 学名:Bombycilla garrulus
ヒレンジャク 学名:Bombycilla japonica
スズメ目レンジャク科
冬鳥たちが移動を始める時期、動物園近くでレンジャクの群れを観察できた。
尾の先端が黄色いのがキレンジャクで、赤い(緋色)のがヒレンジャク。共に大陸から渡ってくる冬鳥で一緒に群れることもあるが、キレンジャクは北半球に広く生息するのに対し、ヒレンジャクは極東地域にしか生息しない。観察した群れはほとんどがヒレンジャクで、キレンジャクは数羽しかいなかった。
漢字では「連雀」と書くとおり基本的には群れていて、甲高い「ヒィーヒィー」という鳴き声も特徴的なので、知っていればすぐに分かる。

ほとんどがヒレンジャクだが、少なくとも1羽だけキレンジャクがいる。

キレンジャクは翼の縁も黄色くなる。 写真は動物園で廃棄になったリンゴを食べているところ。

年によって渡ってくる数が変わるが、今年は当たり年のようだ。 松本城でも水を飲んだり浴びたりする様子が観察できた。
2023年2月4日
2月4日に冬の野鳥観察会を開催しました。ご参加の皆様ありがとうございました。
観察した野鳥

博物館を出てすぐコゲラ・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・ゴジュウカラが混じった群れ(混群)が見られました

ゴジュウカラは観察会では初観察です。 最近になって見る頻度が増えた気がします。

実を食べにきたシジュウカラ
その他 アトリの群れとそれを追うハイタカ・ツグミ・シロハラ・ジョウビタキ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・カケス・ベニマシコ・イカル・カシラダカ
観察会の様子

2022年10月1日

エゾビタキ Muscicapa griseisticta
鳥の仲間には季節に応じて日本にやってくる渡り鳥が多くいる。繁殖のため春から秋にかけ日本で見られる鳥を「夏鳥」、越冬のため秋から春にかけ見られる鳥を「冬鳥」と呼ぶ。そして、渡りの途中で日本に立ち寄り、春か秋の短い期間だけ見られる鳥を「旅鳥」と呼ぶ。
エゾビタキも旅鳥の1種で、秋の公園で見ることができる。胸にある縦斑が特徴で、公園内で見られる近縁種のコサメビタキ(夏鳥)と見分けるポイントになる。ヒタキの仲間には英語で「フライキャッチャー」と呼ばれる一群がいて、枝から飛び出して、飛んでいる昆虫を空中で捕まえる姿が観察できる。上の写真も、そうやって狩りをしている最中だった。

小集団で行動することもあるようだ

まだ人の少ない朝、公園の水路で水浴び
2022年5月14日
5月14日に野鳥観察会を開催しました。ご参加の皆さま、ありがとうございました。
姿を見た鳥

木々の間にいて、なかなか姿を見つけにくいキビタキ。今回の観察会では見やすい場所でじっくり観察できました。

天気があまりよくない日でしたが、雨の日にみられることから名前がついたとされるアマツバメが観察できました。

イワツバメ

カワラヒワ

シジュウカラ

ヤマガラ

エナガ(幼鳥)
そのほか姿を見た鳥:トビ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ホオジロ
鳴き声を聞いた鳥
センダイムシクイ、コゲラ、アオゲラ、メジロ
観察会の様子

出発前に双眼鏡の使い方を学びました
2022年2月18日
トモエガモが今年も松本城にやってきました。

トモエガモ メス

トモエガモ オス
トモエガモはオスの顔の模様が巴模様に見えることから名づけられたカモで、環境省のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
ここ数年は全国的に記録が増えているらしく、松本城でも一昨年、昨年とオスを続けて記録していましたが、今年はメスがはじめてあらわれました。
メスはコガモのメスに色も大きさも似ていますが、くちばしの付け根にある白い班で見分けることができます。
(余談ですが今年の松本城はコガモが極端に少ないです。)
松本城であまり見かけないカモは、オスが単独でいることが多く、数日でいなくなってしまうことがほとんどです。
今回のトモエガモはつがいのためか(といってもあまり近くにいないのですが)、1週間ほど前から滞在しているようです。
このまましばらく観察できると嬉しいですが、はたしてどうなるでしょうか。
2022年2月5日
あまり天候が良くない中でしたが、2月5日に野鳥観察会を開催しました。ご参加の皆さま、ありがとうございました。
姿を見た鳥

青く綺麗なオスのルリビタキ

ルリビタキのメスや若いオスはこんな色です

単独でみかけることが多いツグミが並んでいました

エナガが群れで移動する様子を観察できました

黄色が特徴のミヤマホオジロ。観察会では初記録。

ホオジロは一年を通して公園で見られます。

広場にはアトリの大群がいました。

シメ。高い位置でよく見られませんでしたが、太く短いクチバシが特徴です。
そのほか姿を見た鳥:トビ、ハシブトガラス、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ジョウビタキ
鳴き声を聞いた鳥
カケス、イカル
2021年12月11日
冬になると松本城の濠に様々なカモが見られますが、このたび珍客がやってきました。アメリカヒドリです。

アメリカヒドリ
アメリカヒドリはヒドリガモの仲間で、名前の通り主に北米大陸に生息するカモです。冬になると日本には数多くのヒドリガモ群れでやってきますが、アメリカヒドリはその中に混じって稀に見られます(昨年の全国のガンカモ類の生息調査ではヒドリガモ135,833羽に対してアメリカヒドリ59羽)。
ところが、松本城ではヒドリガモですら1シーズンで数回見られる程度です。この日は2羽のヒドリガモがいましたので、群れといえる規模ではありませんが、一緒に飛んできたのでしょうか。
”ヒドリ”とは漢字で”緋鳥”と書き、赤茶色の頭から付けられた名ですが、アメリカヒドリは白っぽい頭に光沢のある緑が特徴です。雑種が生まれることも多く、アメリカヒドリの特徴を持ったヒドリガモを見かけることもあります。

ヒドリガモ

アメリカヒドリの様に緑の模様があるヒドリガモ(撮影:御宝田遊水地)