博物館周辺の自然:ヒゲナガハナバチ

ニッポンヒゲナガハナバチ

ニッポンヒゲナガハナバチ

ニッポンヒゲナガハナバチ2

ニッポンヒゲナガハナバチ

シロスジヒゲナガハナバチ

シロスジヒゲナガハナバチ

 

 

 

 

 

 

 

ニッポンヒゲナガハナバチ 学名:Eucera nipponensis

シロスジヒゲナガハナバチ 学名:Eucera spurcatipes

ハチ目(膜翅目)ミツバチ科

 花に集まるハチの仲間でオスは長い触角が特徴的。長野県には4種類生息していて、アルプス公園で確認したのは今のところこの2種。南駐車場のドウダンツツジや博物館裏のカラスノエンドウに来ていた。

 

 

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センダイムシクイ

センダイムシクイ1 センダイムシクイ2

山と自然博物館山と自然博物館山と自然博物館山と自然博物館山と自然博物館

センダイムシクイ 学名:Philloscops coronatus
スズメ目ムシクイ科

 この時期、公園内のいたるところで林の中から「チヨチヨビィー」という鳴き声が聞こえてきます。その正体はこのセンダイクシクイです。「虫食い」の名前のとおり葉や枝についている昆虫を食べるムシクイ類の一種で、日本には繁殖のために渡って来る夏鳥です。特徴的な鳴き声(さえずり)をしていますが、木々の間をかなりの頻度で移動しながらさえずるため、姿をとらえるのはなかなか難しいです。

 

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キビタキ

キビタキ

キビタキ 学名:Ficedula narcissina
スズメ目ヒタキ科

 林の中から聞こえてくる、笛の音のような鳴き声。その主は黒に美しい黄色が映える小鳥、キビタキのオスでした。繁殖のために日本にやってくる夏鳥で、5~7月にかけて縄張り宣言やメスを呼ぶためにさえずります。林の中でさえずりの聞こえる方向を注意深く見れば、その美しい姿を観察できるかもしれません。

 

 

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カリン(バラ科)

カリン森の里

場所:古民家前

 カリンといえば、秋の黄色い大きな果実が印象的ですが、春には淡桃色の可憐な花を咲かせます。カリンの実は酸味が強く硬いのでそのままでは食べられません。砂糖漬けやカリン酒として楽しみます。また、咳止めなどの薬効があるので、のど飴に用いられたりします。

 

 

 

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フキ(キク科)

フキ綿毛

場所:森の入口里間

 風が吹くとふわふわと綿毛が舞うので、タンポポかな、と辺りを見回したところ、その正体はフキでした。フキは雌雄異株で、白っぽいのが雌株、黄色っぽいのが雄株。フキノトウの時は地際に生えていますが、その後スルスルと茎が伸びます。特に雌花は高く伸び、結実した実が綿毛で飛びます。

 

 

 

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ゴウダソウ(アブラナ科)

ゴウダソウ場所:森の入口里間

 ショカッサイに似ているけど、それより赤みが強い紫色で、どことなく違います。最も違いが分かるのは果実。ショカッサイが細長い果実をつけるのに対し、ゴウダソウは平たくなります。そして熟すと薄く中が透けて銀色に輝くようなところから、別名、銀扇草(ぎんせんそう)や銀貨草(ぎんかそう)とも呼ばれています。

 

 

 

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ウスバシロチョウ(アゲハチョウ科)

ウスバシロチョウ

学名:Parnassius citrinarius

食草:ムラサキケマン   出現時期:5月~6月中旬

 「シロチョウ」と名が付くがアゲハチョウの仲間で、別名ウスバアゲハ。その名の通り、半透明の白い翅が特徴。アルプス公園でも時期になると大量に発生し、吸蜜中に近づいてもあまり逃げないのでじっくり観察できる。

 

 

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ムラサキケマン(ケシ科)

0426ムラサキケマン2018

4月 場所:博物館北

 4~6月に紅紫色の花を咲かせます。花の名に紫とついていますが、まれに白色の花をつけるものもあります。全草に有毒物質を持っています。ウスバシロチョウの幼虫の食草であり、このウスバシロチョウも毒を有する蝶です。

 

 

 

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ミツバアケビ(アケビ科)

0417ミツバアケビ2018

4月 場所:森の入口と森の里広場の間

 つる性の落葉低木です。その名の通り小葉は3枚あります。葉の形は卵形です。先端の方に雄花、基部のほうに雌花がつきます。アケビの花より濃い暗紫色です実は秋に紫色から赤紫色に色づき、長楕円形で10㎝位の長さになります。果肉は白色で甘いです。

 

 

 

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コブシ(モクレン科)

0404コブシ2018

4月 場所:香りの森周辺

 花はよい香りがします。コブシという名前は、実がでこぼこしてが握りこぶしのような形、ということからつきました。また、ハクモクレンとコブシは似ていますが、コブシは花びらが6枚で斜め上や横向きに咲くのに対し、ハクモクレンは花びらが9枚で上向きに咲きます。

 

 

 

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