博物館周辺の自然:ヨコヅナサシガメ
学名:Agriosphodrus dohrni
カメムシ目(半翅目)サシガメ科
カメムシの仲間は草食性のものが多いが、サシガメと呼ばれる肉食性の一群がいる。その中でも日本では大型の種(とはいうものの明治以降に中国から入ってきた移入種と考えられている)。幼虫はサクラの幹などで集団越冬し、この時期に羽化するが、羽化直後は体が固まるまでは写真のように真っ赤。
※不用意に触れるとエサの体液を吸うための口吻(こうふん)で刺されることもあるのでご注意ください!