Vol.108 特別展「信州の工芸ー作り手たちの原点」紹介 ( R7.5.1 文責:本間 )
松本市立博物館では、4月19日(土)より特別展「信州の工芸―作り手たちの原点―」を開催しています。
松本は“工芸のまち”と呼ばれる程、手しごとが盛んです。本展では信州各地で活動する現代工芸作家の皆様と作品を紹介します。
テーマは「作り手たちの原点」です。どのようなことがきっかけで皆さんがものづくりの道を志されたのか、現在はどのようなものを作られているのかが、分かる展示になっております。
原点となる作品を作家さんご自身にお持ちいただいたり、博物館資料を隣に置かせていただいたりして、皆さんの原点を探らせていただく方法をとっています。
博物館資料と現代工芸作家の作品をコラボレーションするという、松本市立博物館ならではの展示です。ここでは、展示室の様子を紹介します。
作品については以下のような配置にしています。
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展示室の床が白とグレーの市松模様となっています。作家さんごとに作品を分けるために、このような展示方法となりました。
どの作品にも熟練された技術や、作家さんの想いが込められており、見ごたえがあります。
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展示室に入って左手の壁面ケースにも、作家さんの作品や博物館資料を展示しています。
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展示室に入って右手の壁面ケースでは、コラムとして「松本クラフト推進協会」関連事業を紹介しています。
関連作家の皆様の作品を展示中です。どの作品も細部まで精巧に作られており、可愛らしく素敵なものばかりです。
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冒頭で“博物館資料と現代工芸作家の作品をコラボレーション”していると述べましたが、作家さんの作品の隣に、どんな博物館資料が展示されているのでしょうか。
ぜひ特別展へお越しいただき、実際にご覧ください!
<特別展情報>
・会 期 令和7年4月19日(土)~令和7年6月9日(月)
・開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
・会 場 松本市立博物館 2階特別展示室
・料 金 【特別展単独券】一般(18歳以上):1,000円、大学生等:600円
【常設展・特別展セット券】一般(18歳以上):1,200円、大学生等:800円
・閉 室 日 毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
・協 力 NPO法人松本クラフト推進協会