Vol.107 手作り甲冑講座最終回 (R7.4.16 文責:髙木)

去る4月9日に、甲冑手作り講座の最終回が行われました。10月から始まって2月いっぱいで終了するはずが、さらに5回の補習を加えての全21回、壮大な講座となりました。途中、作業の複雑さ難しさに手が止まることもありましたが、8領の甲冑が出来上がり、あと2領も完成間近となりました。

出来上がった鎧(よろい)櫃(びつ)の上にそれぞれの甲冑をセッティングした様子をごらんください。

鎧びつ並び 

これで終わりではありません。最終回の大事な講習内容は、飾り方、着付け方、納め方です。

 セッティング  着付け
 かたずけ 納め方 

厳しくも丁寧に指導してくださった講師の赤廣先生本当にありがとうございました。そしていつも参加者に寄り添って会をまとめてくれた担当職員の吉澤さんお疲れ様でした。

講評

仕上げた甲冑をお互いに着付けしあってから並び、赤穂先生の講評を聞きました。
それぞれに工夫をこらした兜の前立てにご注目ください。みなさん誇らしげです。

着揃え

 

 

 

 

 

 

 娘さんに作ってあげた参加者もいました。

着揃え娘さん 

博物館職員で手分けして作り上げた甲冑はもちろん、加藤館長に着てもらいました。

館長 

最後に記念撮影をして終了!
ではなく、4月19日に松本城に登城して着揃え会を行う予定です。
正式な登城ルートの大手門から、甲冑を身に着けた10人の武士が入ってきましたら拍手でお迎えください。10時前後の予定です。

記念撮影 

19日朝までは博物館のウィンドーギャラリーに展示しています。手作りとは思えない立派な甲冑に歩行者の足も止まり、外国の方は写真をとっていきます。是非ご覧ください。