Vol.76 カメラが手放せない ( R5.11.7 文責:内川 )

10月のある日、少し遅めの出勤中、博物館近くの民家前の植込みに大型のカマキリを見つけました。

オオカマキリ

カマキリの仲間は山と自然博物館のあるアルプス公園でもよく見かけますが、地面から程よい高さ、開けて平らな状態という写真の撮りやすい状態で出会うチャンスは珍しいです。
これは「あの構図」の写真を撮るしかない!

オオカマキリ威嚇

という訳で、指でつついて威嚇のポーズをパシャリ。
本州にいる大型のカマキリは2種類。オオカマキリとチョウセンカマキリですが、正確に見分けるには前脚の基部や後翅の色を確認しなければなりません。 このカマキリは付根が黄色で翅が黒なのでオオカマキリです(チョウセンカマキリは付け根がオレンジで翅は半透明)。このポーズだとその両方を確認できます。

 

撮影のために出かけない日でも、思いがけないところでシャッターチャンスは訪れるもの。 最近はスマートフォンのカメラ性能も向上しているとはいえ、中々カメラが手放せません。