各イベントの中止について

窪田空穂記念館にて開催を予定していました下記イベントは、
新型コロナウイルス感染拡大にともない、中止といたします。
楽しみにしていただいていた皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが
ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

中止イベント

イベント名 日  程  備  考
松本の子どもの短歌・2019
入賞作品展
開催期間を延期していました 詳細はこちらをご覧ください
 第1回 短歌講座  6月 6日(土) 詳細はこちらをご覧ください
 第2回 短歌講座  7月 4日(土) 詳細はこちらをご覧ください
囲碁教室  6月開催分  
将棋教室 7月開催分  
将棋教室 8月開催分  
第3回 短歌講座  9月 6日(日)  詳細はこちらをご覧ください 
バス見学会 10月 7日(水) 詳細はこちらをご覧ください
第4回 短歌講座 10月11日(日) 詳細はこちらをご覧ください
百人一首教室 12月、1月(全4回) 詳細はこちらをご覧ください
冬季文化講座「冬日ざし」 2月(全4回) 詳細はこちらをご覧ください 

 

令和2年度短歌講座中止のおしらせ(第3・4回)

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、以下の講座を中止いたします。

中止講座日程 

 第3回短歌講座(内藤  明  氏) :  9月   6日(日)

 第4回短歌講座(大下 一真  氏) :10月11日(日)

問い合わせ先

窪田空穂記念館
TEL:0263-48-3440
FAX:0263-48-4287

今月の短歌 ~窪田空穂の歌の魅力をご紹介~

歌人として活躍した窪田空穂は、生涯で1万4千首以上の短歌をのこしています。空穂の短歌は日常の一瞬を切り取ったものが多く、時代を超えて私たちの心に染みわたります。
窪田空穂記念館職員が選んだ今月の短歌をご紹介します。

 【窪田空穂記念館】つばめ

つばくらめ飛ぶかと見れば消え去りて
     空あをあをとはるかなるかな
(つばくらめとぶかとみればきえさりて
       そらあおあおとはるかなるかな)
               歌集『濁れる川』所収

 

 
掲出歌は、空穂35歳のときの作品で、多くの人に愛唱されてきた歌のひとつです。直線的に、伸びやかに空を横切る燕の姿に心を躍らせるのですが、ふと気が付くと燕は飛び去ってしまい、そこには青い空が果てしなく続いているとうたっています。
さっきまでの燕の素早い動きを心に残しながらも、残された「はるかなる」青空の静けさに、広く心が開かれる思いがする一首です。

【窪田空穂記念館】つばめある日、窪田空穂記念館の前の電線に、たくさんの燕がとまっていました。巣立ちをした雛たちが、秋になって暖かい土地に旅立つために練習をしているようでした。電線から離れてもすぐ戻ってしまう燕、頑張って何回も旋回する燕、一羽一羽の成長に違いがあるようで、少し心配になりました。先日、飛べなくなって道路で羽をバタつかせていた燕を見つけ病院に連れて行ったことを思い出し、頑張れとつぶやきました。
写真を撮った日は青空が広がっており、これからこの子たちが大空を自由に飛び回れるようになることを、心から願いました。

まつもとの七夕2020「星に願いを」開催中!

窪田空穂記念館と生家では、松本まるごと博物館連携事業「まつもとの七夕2020」の一環として
明治期の面影を伝える空穂生家の縁側で七夕人形や笹を飾っています。
生家のお庭と七夕人形を眺めながら、空穂の短歌を味わってみませんか?

記念館では小学生が願い事を書いた短冊を飾り、七夕を盛り上げてくれています。
簡単に作ることが出来る七夕人形作りも随時開催中!
ぜひお越しください☆彡

1 会 期

  令和2年7月4日(土)~ 8月10日(月・祝)
  月曜日休館(祝日の場合は翌日休館)

2 料 金

  通常入館料:大人310円、団体(20名以上)200円、中学生以下・70歳以上の松本市民は無料

3 内 容

  ①七夕縁側を再現〔生家〕
   生家では七夕人形の展示や笹飾りを行い、七夕の縁側を再現しています。
   短冊もご用意しています。ぜひ願い事を書いて笹に飾りつけてくださいね!

  ②星に願いを~芝沢小学校1年生の願い事~ 〔記念館2階〕
   記念館2階の笹に芝沢小学校1年生が願い事を書いて飾ってくれています。
   素敵な願い事がたくさんあって笹もにぎやか♪

  ③簡単に作れる七夕人形作り 〔記念館1階〕
   簡単な七夕人形を作れるスペースをご用意しています。
   期間中毎日開催しており、申し込みは不要、無料です。
   大人も子どもも参加できます!
   自分で作った七夕人形をご自宅に飾ってもよし、生家の笹に飾ってもよし!

4 関連事業

  ☆七夕人形流し☆

  期間中に来館された方の”災い”を移した七夕人形を連携館でお預かりし、
  8月8日、歴史の里で水に流します。
  連携館:松本市立博物館・松本市はかり資料館・重要文化財馬場家住宅・
      松本市安曇資料館・松本市歴史の里・窪田空穂記念館

  日 時:8月8日(土)午前8時から30分程度
  場 所:松本市歴史の里
  料 金:無料(歴史の里館内を見学される場合は、別途入館料が必要です。)

 

庭から眺めるのも素敵

庭から眺めるのも素敵

七夕人形を眺めながら願い事を書いてみませんか?

七夕人形を眺めながら願い事を書いてみませんか?

夏休み将棋教室 開催中止のお知らせ

毎年8月に窪田空穂生家にて実施しています「夏休み将棋教室」は、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年度は中止といたします。
楽しみにしていた皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、
ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

今月の短歌 ~窪田空穂の歌の魅力をご紹介~

歌人として活躍した窪田空穂は、生涯で1万4千首以上の短歌をのこしています。空穂の短歌は日常の一瞬を切り取ったものが多く、時代を超えて私たちの心に染みわたります。
窪田空穂記念館職員が選んだ今月の短歌をご紹介します。

【窪田空穂記念館】スタンドの 

スタンドの灯かげの狭くわれ囲み
       夏の夜のやみ深さ知られず
(スタンドのひかげのせまくわれかこみ
          なつのよのやみふかさしられず)
               歌集『卓上の灯』所収

 

 

歌集『卓上の灯』(1955年刊)に、「暑熱甚し」と題して収められた九首の一つです。
卓上のスタンドが狭い範囲を明るく照らしており、その周りには、限りもない深い闇が広がっていると詠んでいます。
他の季節と比べても一段と暗く感じられる夏の夜の闇。その中、電灯が照らすわずかな空間に自分はひとり座っている。限りなく広い天地の間に生きている微小な存在の自分に思いが及んでいたのでしょう。

ところで、この写真の机は空穂が実際に使っていたものです。愛用の筆記用具、ルーペ、時計、Peace缶(たばこ)などが置かれています。面白いのは、トランプがあることです。空穂はトランプ占いが好きでよくやっていたといいます。

 【窪田空穂記念館】スタンドの(色紙)

窪田空穂記念館では、この短歌の直筆色紙を7月末まで展示しています。
直筆だからこそ感じ取れる空穂の想いを、ぜひご覧ください。

 

第3回・第4回 短歌講座開催のお知らせ

窪田空穂記念館では、新型コロナウイルス感染症の影響により、第1回・第2回の短歌講座を休講とさせていただきましたが、昨年度の短歌講座の様子緊急事態宣言が解除され、県境を越えての移動も普通に行われることとなりましたので、感染防止対策を徹底した上で、第3回・第4回の講座を予定通り開催することとなりました。皆様のお申込みをお待ちしております。

※新型コロナウイルス感染症の影響により、中止または内容が変更になる場合がありますのでご了承ください。
その場合はこちらのホームページにてお知らせいたします。

日 程

第3回:9月6日(日)   講師:内藤 明 氏

第4回:10月11日(日) 講師:大下 一真 氏

時 間

午後1時40分~3時50分

会 場

窪田空穂生家 *窪田空穂記念館向かい

受講料

1講座につき1,500円

定 員

各回30名(先着順) *新型コロナウイルス感染防止のため定員を減らしております。

申込み

随時受け付けます。
〇申込書は下記よりダウンロード可能です。
 令和2年度短歌講座申込書(第3・4回分)
〇申込書に必要事項をご記入の上、受講料分の郵便為替または現金書留と一緒に窪田空穂記念館へお送りください。
 ※為替には何も記入せず、発行日から3か月以内のものをお願いします。
〇記念館窓口でも受け付けます。申込書と現金をお持ちください。
〇納入された受講料は原則としてお返しできません。

投稿方法

受付後に、「投稿用はがき」を受講回数分まとめてお送りします。投稿歌をご記入の上、各回の締切日までにご返送ください。投稿歌は、自作のもので1講座につき1人1首とします。講座では講師の先生から1首ずつ講評していただけます。
【投稿歌締切日】
第3回:8月12日(水)  第4回:9月15日(火)

感染防止へのご協力のお願い

講座を再開させていただくにあたり、講師や受講者の皆様が安全に受講していただけるよう、換気、受講者数の削減、座席の配置などの感染防止策を徹底しますが、皆様におかれましても下記感染予防へのご協力をお願いいたします。
①受講前、手指の消毒または石けんによる手洗いをお願いします。
②受講の際はマスク着用の徹底をお願いします。
③風邪の症状や発熱、倦怠感や息苦しさがある場合は受講をお控えください。

問い合わせ

窪田空穂記念館
TEL:0263-48-3440
FAX:0263-48-4287

 

今月の短歌 ~窪田空穂の歌の魅力をご紹介~

歌人として活躍した窪田空穂は、生涯で1万4千首以上の短歌をのこしています。
空穂の短歌は日常の一瞬を切り取ったものが多く、時代を超えて私たちの心に染みわたります。
そんな空穂の短歌を「今月の短歌」として毎月ご紹介します。

〈6月の短歌〉

 松本城高山のかこめる空の真中占め
       五層さやかに深志城立つ

(たかやまのかこめるそらのまなかしめ
        ごそうさやかにふかしじょうたつ)
                  (歌集『木草と共に』所収)

 
昭和38(1963)年、空穂86歳のときの短歌です。
「松本市を想ふ」と題してまとめた7首の内の一首で、信州の山々に囲まれた空の真ん中にたつ松本城(深志城)を思い起こして詠んでいます。
松本市和田出身の空穂は、23歳から東京に住みますが度々松本にも帰省しています。最後の帰省は77歳のときで、城山公園に空穂の歌碑がたてられ、その除幕式のための帰省でした。この歌を詠んだのはそれから約10年後。この頃は病に伏せっていたり、若いころを思い出しての歌もあったりと、いろいろな面で故郷を思い出し自分を励ましていたのかもしれません。「さやかに」とは「さわやかに」や「はっきりと」という意味があります。今も昔も、そしてどんな状況でも”さやかに”そこにたっている松本城。この短歌をよむと、松本城は変わらないその姿で私たちを励ましている気がしてきます。

この短歌の空穂直筆色紙を、窪田空穂記念館にて6月末まで展示しています。
直筆だからこそ感じ取れる空穂の想いを、ぜひご覧ください。

 

「松本の子どもの短歌(うた)・2019」入賞作品展 開催中止のおしらせ

当面の間延期としておりました「松本の子どもの短歌・2019」入賞作品展は、
新型コロナウイルスの感染拡大により、開催を中止
いたします。
楽しみに待っていてくださった皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。

 

お問い合わせ

窪田空穂記念館まで(TEL 48-3440)

 

2月29日(土)冬季文化講座「冬日ざし」中止のお知らせ

2月29日(土)に開催を予定しておりました冬季文化講座「冬日ざし」は
新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とさせていただきます。
参加を予定されていた皆様には、誠にご迷惑をお掛けいたしますが、
何卒ご理解・ご協力をいただきますようお願い申し上げます。

【中止講座詳細】
日時:2月29日(土)午後1時30分~3時
演題:松本の武士のくらし
講師:後藤 芳孝 氏
場所:窪田空穂生家