発掘された松本2020 「発掘速報④」

松本城三の丸跡土居尻第12次調査

 松本城三の丸跡土居尻第12次調査の調査地は、江戸時代には松本城三の丸内にあった武家屋敷地です。絵図によると何回も敷地割りの変更が行われ、大名町に属する時期もありました。江戸中期の絵図を見ると、調査地は「神谷清右衛門(西)」と「秋田藤太夫(東)」の武家屋敷の境付近と考えられます。また、道路を挟んだすぐ北側では、深志城時代の遺構が見つかっています。
 調査の結果、屋敷の隅の土地に建物を配置したり、水道管を敷設したりと、どのように土地を利用していたかという資料が得られました。

絵図で見る調査地(12次)

絵図で見る調査地(12次)

 

コラムクイズ

水は人間が生活していく上で、欠くことのできない重要なものです。人々は様々な工夫を凝らして生活用水を得てきました。松本市の発掘調査では、戦国時代末から明治時代に至る様々な形態の井戸や水道施設が発見されています。
江戸時代の松本では井戸からの配水に2種類の管が使用されていました。一つは木を材料に使用した木樋(もくひ)ですが、もう一種類の管は何を材料に作られていたでしょう。

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