第167回サロンあがたの森 6月9日(土)午後1時30分~

「笑いの系譜」

~チェルノブイリからプーチン大統領まで~

話題提供 神谷 さだ子 さん  
                 [日本チェルノブイリ連帯基金事務局長]

日   時      6月9日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 1 
参加費        200円

 ロシア人は、昔からウォッカを片手にアネクドート(政治的風刺や批判を含んだ小話)を楽しむ。日本からみると抑圧された社会主義の下でも、人々は権力者を笑いに包みながら、本質をあばいていた。今でも、ネットのアネクドートサイトは、日々更新され、人々は笑いを競い合っているかのよう。一般の日本人にとってロシアは、冷たい、非情な国と思いがちなのではないだろうか。

 米ソの冷戦の中では見えなかった一般市民の感性をたどりながら、歴代大統領の外からのイメージにとらわれず、ロシアにアプローチしてみたい。チェルノブイリの被災地への支援活動を通して子ども達の命を守ろうと共に助け合う中で知り合った人々は、私たちとなんら変わらない。小さな子供たちを社会全体で守り、育てる仕組みは、3・11を経験した日本にとっては、学ぶべき示唆に富んでいる。

 1992年ソ連邦が崩壊してから、新たな形の資本主義に向かうロシア。かの地の人々に隣人として近づけるか、松本から100回以上チェルノブイリに通い続けたロシアの魅力は何だったのか、お話してみたい。

 【チェルノブイリ原発事故】

 1986年4月26日、ソビエト連邦のチェルノブイリ(現ウクライナ)の原子力発電所で起きた事故世界で最大の原発事故の一つ。隣接するベラルーシで汚染被害が大きかった。

 神谷さだ子さんは佐久市生まれ。学生時代ロシア語を学んだことから、1991年松本市で設立された「日本チェルノブイリ連帯基金」に関わる。同基金はチェルノブイリ原発事故の被災者への医療支援が目的で、東日本大震災後の福島支援、イラク国内避難民支援も行う。現地事業のコーディネートを行う事務局長。ベラルーシ渡航回数は100回を超える。

☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)

第55回あがた美術会作品展 5月19日~6月24日

第55回あがた美術会作品展
                                              5月19日(土)から6月24日(日)まで

昨年の美術会の様子

昨年の美術会の様子

 5月19日に開催される松高・信大寮歌祭に合わせ、今年も開催されます。

 旧松本高校の卒業生による美術作品展です。今年は新作だけでなく、過去に会員の皆様からご寄贈いただいた作品も紹介します。

 会 期   平成30年5月19日(土)から6月24日(日)まで
 会 場   旧制高等学校記念館 1階ギャラリー
 観覧料   無料(2,3階常設展示は通常観覧料)

旧制高等学校記念館本日臨時休館です

 本日、あがたの森公園にて、電線や木々に引っかかったヒマラヤ杉の枝の撤去作業を行います。業者による作業が1日予定されており、利用者のみなさまに危険な状態であるため、あがたの森文化会館及び旧制高等学校記念館は臨時休館とさせていただきます。昨日に引き続きご迷惑をおかけしてしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。

旧制高等学校記念館本日臨時休館です

 本日降雪による雪の重みで、あがたの森公園のヒマラヤ杉の枝が落下し、利用者に非常に危険な状態です。あがたの森公園の前面の県道松本塩尻線も、警察により通行止めの措置がとられています。あがたの森文化会館の臨時休館することにならって、旧制高等学校記念館も本日臨時休館とします。ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。よろしくお願い申しあげます。

チェコ・フィルハーモニーゾリステン 5月24日(木)

チェコ・フィルハーモニー

ゾリステン

 チェコ・フィルハーモニー・ゾリステンは、名門チェコ・フィルが誇る弦楽器による稀代のアンサンブルで、2009年の初来日から2011年、2013年、2016年と今回が5回目、来日10周年を迎える極め付きのアンサンブルです。
 2013年に次ぐ松本での今回の公演は旧松本高等学校創立100周年を記念して、第166回「サロンあがたの森」の特別公演となります。

日時 5月24日(木) 19時開演
場所 あがたの森文化会館 講堂

◆料金  2,000円(全席自由)
 
◆チケットご予約・お問い合わせ先 
 松本高等学校同窓会   
 電話:0263-32-4030
  (12時~16時、火・木・土)

主催  松本高等学校同窓会 
    サロンあがたの森実行委員会 

松高・信大寮歌祭 5月19日(土)

松高・信大寮歌祭

 

 旧松本高等学校と信州大学の同窓生が一堂に集まり交流を深めつつ寮歌・学生歌をうたい継いでいく会です。松高同窓会が開いてきた「寮歌祭」を引き継ぎ「松高・信大寮歌祭」として開催します。ぜひご参加ください。

昨年の松高・信大寮歌祭の様子

昨年の松高・信大寮歌祭の様子

日時 5月19日(土) 12時~15時30分(予定)
場所 あがたの森文化会館 講堂ホール

◆事前申込制 
 準備の都合上4月23日(月)までにお申し込みください。
 
◆申込先 信州大学同窓会連合会事務局 
     電話0263-37-2079
     松本高等学校同窓会     
     電話0263-32-4030

◆会費  一般3,000円
     学生無料

 ※詳細はこちらのホームページにてご確認ください。
http://www.shinshu-u.ac.jp/group/sufaa/news/2018/03/h30519.html

主催 松高・信大寮歌祭実行委員会
         松本高等学校同窓会 信州大学同窓会連合会
   サロンあがたの森実行委員会 信州大学
協力 松本市立博物館分館 旧制高等学校記念館

第165回サロンあがたの森 4月14日(土)午後1時30分~

学校づくりとデザインと

話題提供 太田 正子 さん  
                 [松本衣デザイン専門学校代表理事]

日   時      4月14日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館2 ― 7 
参加費        200円

 気付いたらほぼ50年仕事を続けていることになる。
 でも常に「お仕事は?」と問われて、満足に応えられたためしがない気がする。
 大きな会社で役職でもあれば、自他ともに「そうですか」となるのだろうけれど、と考えてみて、一般には私のような人間が多数を占めるのだと思い至った。
 そこで、これまでの取り留めない私の人生を語らせていただこうと思う。
 この「あがたの森」のすぐ近くで育ったので、こことの関係をお話しすれば、自己紹介にもなる。
 育ててくれた伯母と両親は職住一緒だったので、小さな洋裁学校の中で育った。3人とも満州からの引き上げで、身寄りも資産もないところを、木工家の池田三四郎さん他多くの地元の方の協力をいただいて学校の形ができたと聞く。東京の専門学校卒業後に松本へ戻り、すぐに学校の仕事を手伝うことになった。
 チャンス到来、20代の半ばで、外交官付随の「お手伝いさん」として2年間スイス・ジュネーブで過ごすことになる。
 必ずしも好きで始めたわけではない衣服の仕事が面白くなったきっかけは、デザイナー・三宅一生の登場だった。ファッションブランド「コムデギャルソン」創始者・川久保玲の「挑戦」にも触発される。シャネルの人生には実に感動を覚える……そんなよもやま話を楽しくできたらうれしいです。

 太田正子さんは京都生まれ。1歳未満から松本市内で育つ。学生として4年間東京で生活。その後20代の2年間、ジュネーブに。公益財団法人青葉・松本衣デザイン専門学校に在職47年(2014年まで約20年間、校長を務めた)。現在は同法人代表理事、同校講師。松本大学短期大学部・非常勤講師も務める。安曇野市在住。趣味は木の実を採集してジャムをつくること。

  ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)

第164回サロンあがたの森 3月10日(土)午後1時30分~

松高寮歌 よもやま話

 ― 寮歌考察の新視点若干

話題提供 上條 彰次さん  
                 [松高寮歌「遠征」作詞者、元神戸松蔭女子学院大学教授]

日   時      3月10日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 5 
参加費        200円

 学生たちが肩を組みながら大声で歌う旧制高校の「寮歌」。同じ寮で過ごした若き頃の心情を映し、時代を映したそれらは、歳を重ねても色褪せない。今日も、学生らの間で歌い継がれ、親しまれている歌は多い。

 寮歌は明治から昭和の終戦の頃にかけて、各地でつくられた。1919(大正8)年に開校した松本高校も、思誠寮で幾多の寮歌が生まれた。

 上條さんが「遠征」を作詞したのは1944(昭和19)年。戦争末期で、「遠からず死と直面せざるを得ない」時代だった。そんな中でも、寮歌が作られたのは「寮生活で同じ部屋にいた先輩が寮歌を作っており、関心が高く、自分も作ってみようという基盤になった」と言う。

 また、寮歌を考える上で興味深い視点の一つが「本歌取り」。有名な古歌の表現を自作の歌に取り用いて詠む技法だ。「遠征」の1年前に當間稔氏が作詞した「若き力に」。この中で詠われた「行きゆきて倒れ伏すとも」は、芭蕉の「おくのほそ道」に書かれている曾良の「行〱てたふれ伏すとも萩の原」が元になっている可能性がある、と上條さんは見る。

 松高寮歌で最も名高く、松本市民にも親しまれてきた「春寂寥」の詞については、中国の古典の「何か」を踏まえたものではないか、との論議が、全国の旧制高校関係者の間で今も続いているという。

 今年は松高が開校して百年目という節目の年。上條さんは「『寮歌』について探るべき課題を、幾つか取り上げ考えてみたい」と話す。

 上條さんは1926(大正15)年、姫路市生まれ。旧制松本高校、京都大学文学部卒。岡谷南高、諏訪清陵高教諭などを経て静岡女子大教授、神戸松蔭女子学院大教授を歴任した。著書に『中世和歌文学論叢』『詞林夢幻―戦中戦後―』など。松本市在住。

 ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)

松高生と山岳展 平成30年3月3日(土)から5月6日(日)まで

松本市市制施行110周年記念

松高生と山岳展

 山に囲まれた環境で過ごした松高生たち。松高山岳部や、山岳部出身の松浦さんが営む山小屋クヌルプについて紹介します。

会 期   平成30年3月3日(土)から5月6日(日)まで
                 (休館日:毎週月曜日※月曜祝日の場合はその翌日)
会 場   旧制高等学校記念館 1階ギャラリー
開館時間  午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料   無料(2・3階常設展示は通常観覧料)

クヌルプ関係の展示品

クヌルプ関係の展示品

 信州で勉学に励んでいた松高生にとって、山は身近な存在でした。多くの松高生は気ままに山へ登るのを選んだため、松高山岳部は少数精鋭の部だったといわれています。松高山岳部では、昭和期に入ってから岩壁初登はんへの果敢な挑戦が始まり、穂高岳を中心に「松高ルート」等にその栄光が刻まれています。

奥穂高岳東面

奥穂高岳東面

 松高山岳部出身者には松浦寿幸さん(29理2)がいます。松浦さんは、霧ケ峰高原沢渡のクヌルプ・ヒュッテの山小屋主人をされています。今回の企画展では、松高山岳部と松浦さんが営むクヌルプ・ヒュッテを紹介します。

第163回サロンあがたの森 2月17日(土)午後1時30分~

スタヂオの窓から見た信州30

話題提供 大岩 堅一さん    [フリー・アナウンサー]

日   時      2月17日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 5 
参加費        200円

 1988年の秋に開局したFM長野で、局アナとして仕事をするため松本に住むようになってから、ちょうど今年で30年になります。始めの頃はニュース原稿の「城山公園」を「しろやま~」、「佐久市中込」は「~なかごめ」と読んでしまったくらい、信州についての知識を持ち合わせていませんでしたが、東北信・中南信のそれぞれ多様な生活文化や歴史・地元意識に面白さを感じて、今では信州観光文化検定(2級ですが)を取得し、松本検定は第1回の年に合格しました(プチ自慢です)。

 それというのも、正月なら年取り魚の違い、夏になれば学校登山の辛かった思い出、季節の味の山菜やキノコのこと、東京で通じなかった方言などなど、生活の中の様々な話題を送ってくれたリスナーの投書が、私の好奇心をくすぐってくれたからです。

 今年は、松本出身の浅井洌が作詞した「信濃の国」が1968年に正式に県歌に制定されてから50周年に当たります。ちなみに彼は幼い頃、浅井家に養子に出されたのですが、生まれた家の姓は大岩です。そんなコアなネタから、山雅・歌舞伎・オリンピック・芸術館まで、30年を経て還暦を迎えた記念に、松本のこと信州のこと、たくさん喋りますよ!

  大岩さんは1958(昭和33)年、千葉県木更津市生まれ。早稲田大学を経て1980年、大阪・朝日放送(ABC)にアナウンサーとして入社、主にラジオの深夜放送や音楽番組で活躍。1988年にFM長野へ移籍して「タブロイドラヂオ~レッツ午前中!」などを担当。2006年からはフリーアナウンサーとして活動、「山岳フォーラム」「うえだ城下町映画祭」など各地のイベントの司会をはじめ、現在はFMぜんこうじ、あづみ野FMで番組制作・出演している。

 ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)