Vol.120 アソビバ!も2周年(R7.11.20 文責:岡)

 松本市立博物館が開館し、先月でちょうど2周年となりました。

 皆様のお力添えで計10回近くの企画展・特別展を無事終えた当館ですが、足はお運びいただけたでしょうか?各展示の様子はこれまでのコラムでもご紹介したと思いますので、今回のコラムではもう一つの展示室である「アソビバ!」も、少し振り返っていきたいと思います。

 まずアソビバ!ですがこの2年間で累計5万人以上の方にご来室いただきました。来室する度に1個押せるスタンプラリーを、10個コンプリートされた常連様は60人ほどいらっしゃったようです。中には、ひとりで5回以上コンプリートされた超常連様もいらっしゃるとか…。予想以上に多くの方に親しんでいただけて、職員としても大変嬉しく思います。本当にありがとうございます。 

 開館以降、新たに追加されたアイテムもありました。特別展で展示したアイテムや、それぞれのオープニングセレモニーにて使用された小道具など、当館のアソビバ!ならではのアイテムも随時追加されています。他にも、当館の学芸員が選出したミニピアノや珍しい楽器なども追加しています。

過去の特別展に関連するアイテム

過去の特別展に関連するアイテム

開館後、新たに導入したミニピアノ

開館後、新たに導入したミニピアノ

 展示やイベントに合わせた関連イベントも開催しました。紙芝居の上演やワークショップなどをはじめ、今年の夏には七夕人形キットの配布も行いました。このキットは過去にも御紹介した市民学芸員の方々(「vol.44 学都フォーラム2023に参加しました」、「vol.77 市民学芸員「七夕の会」のステップアップ講座」)が一から作ったキットで、快く御提供いただいたものを希望者先着順で配布したものです。好評だったこともあり、6日間で各日昼過ぎには配布終了していました。

七夕キット配布
アソビバ!内で飾られている様子

アソビバ!内で飾られている様子

過去にもアソビバ!の様子は御紹介しましたが(vol.89 大人もアソビバ!)、やはり実際に見ていても、大人と子どもでコミュニケーションを取りながら遊ぶ経験は、ただ学ぶこと以上の意義を持っているように思います。不定期ですが今後もアソビバ!では新たにアイテムを追加したり、イベントを開催していきたいと思います。まだまだ紹介しきれないアソビバ!の魅力を知る意味でも、ぜひ何度も足を運んで、体験していただきたいです。

【松本市立博物館 子ども体験ひろば アソビバ!】

開室時間:9:00~17:00(最終入室は16:30まで)
休室日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:無料
入室:未就学児から小学校6年生まで
 ※小学校3年生以下は保護者同伴でお願いします。
  原則として、大人のみの入室はできません。
  休日など利用人数が多くなる際は、入場制限を設ける場合があります。