令和6年度企画展「収蔵品展 戸田家臣団―松本藩最後の武士団―」
当館移転後初となる収蔵品展です。150年以上にわたり松本藩を支え続けた戸田家臣団の軌跡とともに、当館自慢の資料をぜひご覧ください。
会期
令和6年4月20日(土)~6月17日(月)
閉室日・毎週火曜日
会場
松本市立博物館 2階特別展示室
開館時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
大人
1,000円(800円)
大学生・市内在住の70歳以上の方
700円(600円)
高校生以下
無料
※()内は団体20名以上の料金
※本展観覧券で3階常設展もご覧いただけます。
展覧会概要
昨年10月に移転した松本市立博物館が建つ松本城三の丸は、かつて松本藩主に仕えた武士たちが暮らした「武家地」にあたります。
江戸時代、松本藩の陰には国や藩主を支える家臣たちがいました。当館では、最も長く松本藩主をつとめた大名・戸田家のほか、その家臣たちに由来する資料を多く収蔵しています。
本展では当館収蔵資料を中心に、松本藩主・戸田家に仕えた個性的な家臣たちが「家臣団」として1つにまとまり、主君とともに激動の時代を生きた姿を紹介します。
第1章 引っ越し大名戸田家
戸田家は全国でも指折りの転封回数を誇る「引っ越し大名」でした。転封により、各地から家臣が登用され、戸田家臣団が形成されました。
第2章 戸田家臣団
戸田家に仕えた家臣たちは、実にバラエティに富んでいます。彼らは、それぞれの役割や特徴を持ちながらも、主君を支える「家臣団」として組織的にまとまりました。
第3章 発掘調査で見る家臣の暮らし
近年、市街地の開発に伴う発掘調査によって、松本城三の丸の武家地の様子が明らかになりつつあります。三の丸各地で行われた発掘成果から、家臣たちの息遣いが現代によみがえります。
第4章 激動の幕末
江戸時代末期、慌ただしい社会情勢に翻弄され、戸田家臣たちも各地の警固や戦闘に駆り出されました。戸田家臣団が直面した幕末・維新の動乱の軌跡をたどります。
第5章 その後の家臣
廃藩置県によって戸田家による松本統治が終わりを迎え、家臣たちもそれぞれの場所で新たな生活を送りました。彼らの想いや営みが後世の私たちにもたらしたものに迫ります。
関連イベント
記念講演会「松本藩主の謎と真実―松平丹波守を知っていますか―」
講師 山本英二氏(信州大学人文学部教授)
日時 5月18日(土)午後1時30分~3時
会場 松本市立博物館 講堂
定員 80名
料金 無料
申込み LoGoフォーム(下記URL)より5月12日(日)までにお申込みください。
https://logoform.jp/form/N7tm/511521
※申込み多数の場合は抽選となります。
抽選となった場合の可否は13日(月)までにメールにてお知らせします。
武家地散策「家臣たちが暮らした場所」
内容 企画展担当学芸員によるまち歩き講座を行います。
日時 ①5月25日(土)午前10時~正午
②5月26日(日)午前10時~正午
場所 松本市立博物館 ポケットパークにて集合・解散
定員 各回10名
料金 無料
持ち物 飲み物、動きやすい服装
申込み LoGoフォーム(下記URL)より5月19日(日)までにお申込みください。
https://logoform.jp/form/N7tm/512150
※申込み多数の場合は抽選となります。
抽選となった場合の可否は20日(月)までにメールにてお知らせします。
甲冑着付け体験
日時 ①4月27日(土)~29日(月)
午前10時~午後3時
②5月3日(金)~6日(月)
午前10時~午後3時
会場 松本市立博物館 交流学習室
料金 無料
申込み 不要
ギャラリートーク
日時 ①4月20日(土)午後2時~3時
②5月11日(土)午後2時~3時
③6月16日(日)午後2時~3時
料金 観覧料
申込み 不要
お問い合わせ
松本市立博物館
TEL 0263-32-0133
FAX 0263-32-8974