Vol.72 心をこめて準備中 ~常設展示室~ ( R5.9.26 文責:吉澤 )
新館オープンまで残すところあと2週間を切った松本市立博物館。3階の常設展示室では、展示の最終調整が着々と進められています。
常設展示室は松本の魅力を資料とともにとことん紹介する、博物館の「顔」ともいえるエリアです。オープンに向けて展示資料やキャプション、照明を細かく調節し、クリーニングを念入りに行います。
資料やキャプションの細かな位置を調節しています。大切な資料たちを取り扱う、緊張感が漂う作業です。
展示の「資料の見せ方」も大切です。配置に違和感がないか、資料や解説が見づらくないか、複数の職員の目で何度も確認します。
たくさんの方にしっかり見てもらいたいから…。ケースの小さな汚れも丁寧に拭き取ります。
来館された方々が、貴重な資料たちに惹き込まれながら松本の魅力にも触れられる…常設展示室がそんな素敵な空間になるよう、最後の最後まで気を抜かず、作業に取り組んでまいります!
また、常設展示をご覧の際は、ぜひこの展示解説シートもお供にご巡回ください!
パネルやキャプションとは異なる切り口から、展示をさらに深掘りします。
おとなも子どもも楽しめるよう、様々なトピックを用意しました。常設展示室で皆様に読んでいただける日を心待ちにしております!