vol.013 新博物館の備品選定業務について(R3.7.29 文責:弘中)

 今回は、コラムの全体的なテーマである展示からは少し離れますが、新博物館の備品選定業務についてご紹介したいと思います。
 備品と聞いて、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか。職員が使う机や博物館資料を収蔵する棚、来館者が休憩するベンチなど、様々なものが備品に含まれます。新博物館のどこに、どのような備品を設置するのか考えることが備品選定業務の主な仕事です。

 日常の業務では、新しく導入する備品の検討や、新博物館への移転に向けた現博物館の備品整理を行っています。導入備品については、製品カタログや備品メーカーとの打合せを通じて検討を行っています。1つの備品でも使用方法・デザイン・材質等によって多くの製品があるため、選択肢が多く悩みながら選んでいます。

事務所にある備品のカタログです。 見れば見るほど迷ってしまいます。

事務所にある備品のカタログです。
見れば見るほど迷ってしまいます。

 現博物館の備品整理では、新博物館へ持っていく備品、他の施設で再利用する備品、廃棄する備品などを判別する必要があります。整理する備品の中には展示ケースなども含まれるため、展示担当とも協力しながら業務に取り組んでいます。

ああ

                      

整理中の

整理中の事務備品や展示ケースです。積極的に再利用し、廃棄する備品を減らしていく必要があります。

 新博物館には様々な備品が導入されますが、来館者の皆さんが「使いやすいな」、「おしゃれだな」など、少しでも印象に残るような備品を導入したいと思っています。また、備品の中には松本の伝統工芸品等の導入も検討しており、備品からも松本の文化を感じられる博物館を目指しています。