常設展展示紹介④ 「縄文人の道具1」

さまざまな道具

 縄文時代には土器の他にもさまざまな道具が作られ、生活の中で使われていました。当時、金属の道具はまだなく、狩りや調理には石の道具(石器)が使われました。
 松本市内の縄文中期の遺跡からは、土堀り具、木を切る斧、ナイフ、木の実をつぶす石皿やすり石が多く見つかっています。(石皿とすり石は木の実をすりつぶしたり、粉をひくための道具です。最近の研究では、縄文人は木の実や動物の肉、卵などを練って焼いたものを食べていたことがわかっています。)

常設展「縄文時代の道具」

常設展「縄文時代の道具」

石皿とすり石

石皿とすり石

 

コラムクイズ

縄文時代の石器の中に打製石斧という道具があります。
この道具が主に使われたのは何をするためでしょう?

縄文時代の石器(左端下段が打製石斧)

3つの中から選択してください