2024年4月20日
4月20日に「春の自然観察会」を開催しました。春の草花やサクラの花を観察しました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
観察した植物

アマドコロ

イロハモミジの花

コブシの花

ミツバアケビの花
観察会の様子

2021年3月10日
場所:古民家周辺
鮮やかな黄色の花で、葉が出る前に咲きます。ダンコウバイと似ていますが、ダンコウバイは花柄無く、枝に直接ポンポンのように何個もつけるのに対し、サンシュユは花柄を持ち、枝の先端に20~30程の集合花をつけます。古民家周辺で見られたものは小木ですが、成長すると高さ4m以上になります。秋には赤い実がつきます。実から種を抜き取って乾燥させたものは生薬として使われます。
2021年2月23日
場所:マレットゴルフ場周辺・薬草園
早春の花、福寿草(ふくじゅそう)。スプリング・エフェメラル(春の妖精)の一つです。陽の光に合わせて花を開閉させます。光沢のある花びらで光を集め、花の中の温度を上げて、虫を招き入れているようです。蜜腺はありませんが虫媒花です。薬効もありますが毒もあるので、安易に口にするのは危険です。
2021年2月23日
場所:古民家周辺
紅白の梅の花が咲き始めました。晴れた日は、背景に北アルプスを配して花を見ることができます。また、香りも楽しんでみてください。
2020年11月11日
場所:花の丘
秋には赤系色の実がたくさん見かけられます。これは鳥に食べてもらいやすい色だからです。数ある赤い実の中、ツルウメモドキは実の付け根に黄色いものがあって見分けられます。元々黄色い果皮に包まれた状態で、それが熟すと3つに割れて鮮やかな赤橙色の仮種皮が現れるのです。花は5~6月、黄緑色であまり目立ちません。
2020年11月11日
場所:園路沿い・森の里広場
国語の教科書の中の『三年峠』という話に「秋に葉がきれいに染まる」というような描写で出てきます。紅葉しないまま茶色く枯れてしまう葉もあるのですが、鮮やかな紅に染まった葉はとてもきれいです。翼(よく)(葉と葉の間の軸にあるひらひらした部分)も紅くなります。名の由来は、塗料(ぬて)として使われたことから、あるいは樹液がヌルヌルするからなど、諸説あります。
2020年10月2日

場所:森の入口周辺園路沿い
フウロソウの仲間は「~フウロ」と名付くものが多い中、「現の証拠」というちょっと変わった名前がついています。その由来は、煎じて飲めばすぐに下痢止めの効果が現れる、という薬効から。古くから健胃整腸などの薬草として重宝されてきた植物です。
写真の実は未熟で筒状ですが、熟すとはじけて反り返り、その形からついたミコシグサという別名も持っています。
2020年10月2日

場所:森の里広場と北駐車場の間
秋に紫色の花が釣り下がって咲きます。花の筒になった先端はくるりと巻いていて、蜜がたまっていますが、ここまで口の先端が届く虫は限られています。特定の虫に来てもらうことで、他のツリフネソウに確実に花粉を運んでもらえるメリットがあります。実は熟すとはじけて飛ぶ仕組みになっています。
2020年9月8日

場所:森の里森の入口間
下向きや横向きに咲き、白い花弁が途中で折れ曲がっています。花は、いわゆるハコベの仲間と比べて格段に大きいです。実は緑色から黒色になります。名前は、花の形が珍しく異国風という理由でついたようです。
2020年9月8日

場所:園内各所
8~10月に黄色い花を咲かせます。ミズヒキという植物もありますが、こちらはタデ科であり、近い種ではありません。漢字では金(きん)水引(みずひき)と書き、花が黄色で、ミズヒキのように花が穂のように細長くつくことからつきました。また、そのミズヒキは花が祝儀などで使う水引に似ていることから名がつきました。