企画展「ボタニカルアート展 植物画の魅力」

 ボタニカルアートとは、植物学的な絵画のことで、学術上描かれてきた植物図に芸術的な要素を加えた作品です。この展覧会では、塩尻市に住むボタニカルアート作家山田恭子氏の作品を展示します。植物学的な正確さを厳守しながらもその造形の妙と美しさを表現した作品をこの機会 にぜひご覧ください。

 また、この展覧会に関連して、山田恭子氏を講師に招き、ボタニカルアート講座も開催をします。

ボタニカルアート展チラシ

バラ 作・山田恭子氏

バラ 作・山田恭子氏

 

●ボタニカルアート展

会期:2月3日(土)~3月11日(日)

開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

会場:山と自然博物館 2階無料スペース

料金:無料(常設展示は通常料金)

●ボタニカルアート講座(申し込みは終了しました。)

日時:3月4日(日)午後1時~午後4時

会場:山と自然博物館 2階講座室

講師:山田恭子氏(ボタニカルアート作家)

料金:大人300円、中学生以下100円

定員:15人(達し次第締め切り)

持ち物:特にありません。

申し込み:2月10日(土)より山と自然博物館まで

開館10周年記念特別展「文学に登場する昆虫たち~ホメロスとヘッセ」

西洋の神話や文学にはさまざまな昆虫が登場します。例えば、古代ギリシアの詩人ホメロスの化身とされるアポロチョウは、ギリシア神話に登場する太陽神アポローンに由来しています。昆虫たちの学名や星座の名前の多くが、ギリシア神話の神々にあやかって付けられています。

また、中学校の国語の教科書に長年掲載され、日本人になじみの深い小説家ヘルマン・ヘッセ(1877~1962)の『少年の日の思い出』にも、さまざまな昆虫たちが登場しています。

本展では、こうした西洋の神話・文学の登場人物と昆虫との関わりを昆虫標本や関係資料で紹介します。

 

1 会  期  平成29年7月15日(土)~9月24日(日)64日間

                      (月曜日は休館 月曜日が休日の場合はその翌日 ただし8月7日、14日は臨時開館)

2 会  場  松本市山と自然博物館 2階常設展示室 

3 入 館 料   常設展示入館料(大人個人300円・団体200円、中学生以下無料)

4 展示資料

   ・昆虫標本約50箱

 ・写真パネル60枚

 ・ヘッセの直筆水彩原画2点・直筆サイン本2冊

 ・北杜夫著「どくとるマンボウ昆虫記」の『詩神の蝶』2冊

 ・手塚治虫の弟子小林準治氏の「ホメロスの蝶」原画20点(A4サイズ額装品)

 ・北杜夫氏の直筆色紙2点

 ・在スイス日本国大使から贈られた御礼本

 ・ヘッセの実孫ジルバー・ヘッセ氏の鑑賞状況写真1点

 

関連イベント 

 ギャラリートーク「物語の中の昆虫たち」

 ⑴ 日 時 平成29年7月30日(日) 午後2時~午後3時30分

 ⑵ 会 場 松本市山と自然博物館 2階常設展示室

 ⑶ 講 師 日本昆虫協会理事 新部公亮 氏

 ⑷ 料 金 常設展示入館料

 

ヘルマン・ヘッセ

ヘルマン・ヘッセ

アポロチョウ

アポロチョウ

 

企画展「ボタニカルアート展 植物の美しさ」を開催します

1 内 容  植物の特徴を表現した芸術であるボタニカルアートの展示です。植物学的な正確性を厳守しな

       がら、その造形の妙や美しさを表現した作品をご覧いただきます。

2 会 期  平成29年2月25日(土)~平成29年3月20日(月・祝)

3 会 場  松本市山と自然博物館2階ホール

4 料 金  無料(ただし常設展示は大人300円の通常入館料が必要)

5 展示品  ボタニカルアート作家山田恭子氏の作品約15点

6 講 座  ボタニカルアート講座

   日 時 平成29年3月12日(日) 午後1時~午後4時

   会 場 松本市山と自然博物館2階講座室

   料 金 大人300円(中学生以下100円)

   定 員 20名(定員に達し次第締め切ります)

   講 師 ボタニカルアート作家 山田恭子氏

   申込み 電話にて山と自然博物館まで 3月1日(水)から受付開始

ボタニカルアート展チラシ