市民学芸員協働企画 令和6年夏「戦争紙芝居」上演
太平洋戦争期、日本はプロパガンダによって戦争を美化していました。
紙芝居もプロパガンダに利用されたひとつです。
戦時中に発行された紙芝居を読んで、いかに感情を煽られ歪められていたのか体感してみませんか。
戦争の悲惨さを、今もう一度考えます。
- 日 時:令和5年8月3日(土)
1回目 午前10時50分から11時15分
2回目 午後12時45分から1時15分 - 会 場:教育文化センター 2階休憩コーナー
- 料 金:無料
- 演 者:市民学芸員
- 内 容:
(1) チョコレートと兵隊 (昭和17(1942)年発行)
戦地に赴いた父親から手紙と共にチョコレートの包み紙が送られてくる。包み紙には点数が書いてあり集め るとチョコレートがもらえる。子供のために包み紙を集める父親の親心と父の帰りを待ちつつチョコレートを喜ぶ子供の心が描かれる。それもつかの間、父親の戦死の知らせが届き、それでも気丈に頑張る残された母子の姿が美化される。
(2) てぶくろ (ウクライナ民話) (昭和40(1965)年発行)
丸木 俊・丸木 位里 の「原爆の図」よりアーサー・ビナードが作成した紙芝居です。
核の脅威を盾に戦争を繰り広げる現代、原爆の悲劇を思い出しましょう。
【チラシ】令和5年戦争紙芝居上演