展示・資料
第1室 我が村の学び舎
山辺学校校舎の設計に関する資料を展示しています。
大工棟梁佐々木喜重の直筆仕様書が見られます。
第2室 明治時代の学校建築
旧山辺学校校舎と同時代の学校建築を比較して紹介しています。旧山辺学校の開校式に読んだ児童の挨拶、記念品なども展示しています。
第3室 山辺学校の教育
旧山辺学校の授業の様子を伝える部屋です。児童・生徒が使用した物を展示しています。38番まである地域を歌った唱歌「山辺の里」を聞くことができます。
第4室 山辺に見る戦争の影
松本市で唯一空爆を受け、軍事工場も作られていた山辺地区の戦争遺産を展示しています。
第5室 農家の暮らし
山辺地区で実際に使われていた道具を活用しながら、農家を再現しています。道具に触れることができます。
第6室 農家の仕事
山辺地区で実際に使われていた農具を展示しています。農具に触れて仕組みを学ぶことができます。
第7室 山辺の産業
松本市の東山部に広がる土地で栄えてきた山辺の産業を紹介する部屋です。伝統の技術で作られた竹製品は、アメリカへ輸出されていました。
第8室 山辺の石造文化財
山辺は、松本城の石垣にも使われた山辺石の産地ならではの多くの石造文化財が残る地域。レプリカに混ざって本物の石像が3体展示されています。
第9室 山辺の民間信仰
松本市の重要無形民俗文化財に指定されている厄除け行事「こと八日(ようか)」で使用する山辺地区の藁のツクリモノを展示しています。 行事では燃やされてしまうため、本物を見られる機会は少ないことでしょう。
第10室 山辺の文化財
年に一度、初夏の須々岐水(すすきがわ)神社のお祭りで里山辺の里をねり歩く長野県宝の9台のお船(ふね)の写真を展示してい ます。
畳の敷いてあるエリアでは寺小屋時代に使われた桐の机や、ノート代わりの石盤に触れることができます。
廊下、階段
校舎の中央に廊下があり、その左右に教室が配置されていました。
八角塔に上がる急な階段もそのまま残されており、古い校舎の造りを楽しむことができます。