★あめ市歴史展示「塩の道とあめ市のはじまり」のご案内★

はじめに

 こんにちは!時計博物館学芸員の小林です。11月20日(日)にまち歩き講座「松本の時の鐘を訪ねて」を開催しました。皆さんと共に協働しながら、松本についての学びを深めることができ、一層松本に愛着を持つ機会となりました。生憎の雨模様でしたが、たくさんのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。
 さて、今回はあめ市歴史展示開催についてのご案内です。あめ市歴史展示は、商都松本の新春の風物詩である「松本あめ市」の開催に合わせ、あめ市実行委員会様との共催で、毎年開催している展覧会となります。今回の展覧会のテーマは、「塩の道とあめ市のはじまり」です。あめ市の起源ともいわれる「塩市」と、塩が運ばれた街道、通称塩の道について触れ、あめ市のはじまりを紐解きます。あめ市の誕生に触れながら、代々受け継がれた松本のにぎわいを生む伝統行事に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

開催概要

あめ市歴史展示のチラシはコチラ

1 会期

令和5年1月4日(水)~1月29日(日) 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
※1月10日(火)、16日(月)、23日(月)は休館日

2 会場

松本市時計博物館3階企画展示室

3 観覧料

大人310円、小中学生150円(あめ市歴史展示のみご覧になる方は無料です)

4 展示構成

⑴ 導入「あめ市の変遷」…あめ市歴史年表を中心に、あめ市の誕生から発展までの歴史を紹介します。
⑵ メイン「塩の道とあめ市のはじまり」…あめ市の起源とされる塩市と、塩を運んだ街道「塩の道」に関する資料を展示します。中でも、塩の道ちょうじや(大町市)収蔵の塩の道関連資料は当館初公開です。ぜひご覧ください。
⑶ メイン2「松本あめ市の隆盛」…あめ市のメインイベント「時代行列」に関する資料を中心に、あめ市のにぎわいの歴史をご紹介します。
⑷ コラム「上杉謙信の義塩伝説」