旧昭和興業製糸場が国の登録有形文化財に登録されます

 国の文化審議会は、平成31年3月18日(月)に開催された文化審議会文化財分科会の審議・決議を経て、新たに歴史の里にある旧昭和興業製糸場登録有形文化財に登録することを文部科学大臣に答申しました。

 後日に行われる官報告示をもって、正式に登録有形文化財に登録されることになりますが、これにより松本市内にある登録有形文化財は51件となる予定です。

旧昭和興業製糸場

【築年代等】 大正14年(1925)頃/平成8年(1996)移築   

【登録基準】 造形の規範となっているもの   

 

 旧昭和興業製糸上は、平成7年(1995)まで下諏訪町で操業していた蚕の繭から糸をとるための製糸工場です。工場閉鎖の翌年、現在地に移築されました。

 建物の内部は、乾燥・保管、選繭といった工程に続く、煮繭、繰糸、揚返(再繰)という一連の作業を行っていた部屋が横並びになっており、製糸場における作業工程を具体的に知ることができます。また、建物の棟全体に通した越屋根や、腰の高さで横一列に連続するガラス窓など、全体として建設当初の姿を良く保ち、製糸のための工場として典型的な形式を伝えています。

 建物とともに工場で使用していた器械類も移設されており、文化的価値の高い施設です。

 
旧昭和鉱業製糸場(外観)

旧昭和興業製糸場(外観)

 
旧昭和興業製糸場(繰糸場)

旧昭和興業製糸場(繰糸場)

       

松本てまり体験講座を開催します【3月23日(土)】 ※受付終了

松本を代表する民芸品「松本てまり」を作る体験講座です。ぜひ、ご参加ください。

日  時  平成31年3月23日(土) 午前9時30分~午後3時頃  ※昼食を挟んでの講座になります。 

会  場  松本市歴史の里 展示・休憩棟

対  象  中学生以上

定  員  5名(先着順)  ※より多くの方に体験していただくため、初めてお申込みされる方優先とさせていただきます。

料  金  1,000円(材料費)

持 ち 物  昼食、裁縫道具(まち針、糸切りばさみ) 

申し込み  電話で歴史の里(0263-47-4515)へ

松本てまり

松本てまり

歴史の里の秋

 館内の紅葉の色づきが進んでいます。
 紅葉に彩られた歴史的な建物を是非お楽しみください。  
                            

青空に赤が映えています

青空に赤が映えています

目線を下げるとこんな景色です

目線を下げるとこんな景色です

 

生憎の天気ですが、雨も風情があります。

生憎の天気ですが、雨も風情があります。

桜の葉っぱと旧松本区裁判所庁舎前

桜の葉っぱと旧松本区裁判所庁舎前

 

工女宿宝来屋の横にも紅葉があります

工女宿宝来屋の横にも紅葉があります

館内の木に生った柿の実で干し柿を作ってみました

館内の木に生った柿の実で干し柿を作ってみました

歴史の里ナイトミュージアム 開催中 【終了しました】

11月3日(土)・4日(日)の2日間の日程で、歴史の里ナイトミュージアムを開催中です。
昼間とは違った歴史の里の姿を、この機会にぜひ、お楽しみください。
(最終入館は18時30分までです)
           

旧松本区裁判所庁舎

旧松本区裁判所庁舎

工女宿宝来屋

工女宿宝来屋

旧昭和興業製糸場

旧昭和興業製糸場

歴史の里 ナイトミュージアムを実施します!

 2日間限定で、開館時間を2時間延長し、ナイトミュージアムを実施します。
 昼とは違った、幻想的な歴史の里をお楽しみください。

  日 時:平成30年11月3日(土)・4日(日)
      両日とも、午後7時まで開館します。(入館時間は午後6時30分まで)

  料 金:通常入館料(大人400円、中学生以下無料) 

※ 園路が暗くなっていますので、懐中電灯などをお持ちいただき、足元に充分ご注意ください。
夜の旧松本区裁判所庁舎

夜の旧松本区裁判所庁舎

囲炉裏端でおはなし会を開催します!

 歴史の里に移築された江戸時代後期の古民家の囲炉裏端で、民話の読み聞かせを行います。
 古民家の雰囲気の中で聞く民話の世界に浸ってみませんか?

  日 時:平成30年10月21日(日) 午前10時30分~11時30分頃
  場 所:松本市歴史の里 工女宿宝来屋
  対 象:小学生以上(小学生は保護者の付添が必要です)
  定 員:30名
  料 金:通常観覧料(大人400円、中学生以下無料)
      ※松本市内の小中学生は、博物館親子パスポートの利用で保護者1名が無料になります。
  申込み:歴史の里にお電話でお申込みください。

  囲炉裏端でおはなし会

歴史の里 修理工事のお知らせ 【終了しました】

平成30年7月24日(火)から、傷んだ館内渡り廊下を修理するための工事を実施します。

工事期間中、館内の見学順路の一部が変更になるほか、

旧松本少年刑務所独居舎房をご見学いただけなくなります。

ご来館の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

【工事期間(予定)】

  平成30年7月24日(火)~8月1日(水)

   ※ 工事の進捗状況によって、期間が変更になる場合もあります。

 

【工事が終了し、旧松本少年刑務所独居舎房がご見学いただけるようになりました。工事期間中は、ご協力いただき、ありがとうございました】

博物館でお花見を!桜茶を振る舞います

 松本市歴史の里は、歴史的な建造物とともに、四季折々の美しい景観も魅力のひとつです。特に、春には満開の八重桜が咲き誇ります。この桜を見ないなんてもったいない!そこで・・・
「博物館でお花見を!」ということで、桜茶の振る舞い行います。
 重要文化財旧松本区裁判所庁舎など歴史的建造物を眺めながら、お花見をお楽しみください。

八重桜の下で桜茶をどうぞ

八重桜の下で桜茶をどうぞ

期 間  21日(土)~430日(月・祝) 
     ※広報まつもと等では、4月28日(土)~5月6日(日)
      としていましたが、桜の開花状況により1週間早まり
      ました。                                                                                                                                                                                                                                                                    
会 場  松本市歴史の里(松本市島立2196-1)
提供数  各日先着20名
時 間  開館時間(午前9時~午後5時、入館は午後4時30分まで)
料 金  通常観覧料のみ
    (大人400円、小中学生や市内在住の70歳以上の方は無料)
   その他  桜の開花状況によって開催期間が変更になる場合があり
                  ますので、ホームページをご確認ください。

 

重要文化財指定記念講演会第3弾を開催します

 昨年11月に国の重要文化財に指定された旧松本区裁判所庁舎は、明治期の和風裁判所庁舎の最も完成度の高いものとして評価されています。今年は、明治元年(1868)から満150年の年に当たります。そこで、旧松本区裁判所庁舎の明治時代の建築としての魅力に迫ります。

明治41年竣工直前の旧松本区裁判所庁舎

明治41年竣工直前の旧松本区裁判所庁舎

日 時  4月28日(土) 午後1時30分~午後3時
会 場  歴史の里 旧松本区裁判所庁舎
講 師  西澤泰彦氏(名古屋大学大学院教授)
演 題  近代建築と旧松本区裁判所庁舎
定 員  30名
料 金  通常観覧料(大人400円、中学生以下と市内在住の70歳以上の方は無料)
申込み  4月5日(木)午前9時以降に電話で歴史の里(0263-47-4515)へ

3月17日(土)旧松本区裁判所庁舎重要文化財指定記念式典・無料開館

旧松本区裁判所庁舎が、昨年11月に国の重要文化財に指定されました。松本市では、この貴重な文化財を多くの皆さんに知っていただき、また、今回の指定を皆さんとともにお祝いするため、317日(土)無料開館日にして、記念式典を開催します。

開館時間  午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) 終日無料開館です。
記念式典  午後2時~2時30分 式典の様子をご覧いただけます。
建物解説  午後2時35分~3時30分 ご自由にご参加いただけます。

当日は駐車場の混雑が予想されますので、公共交通機関のご利用にご協力をお願いします。
松本駅アルプス口から、松本周遊バス「タウンスニーカー」西ロングコースで「浮世絵博物館・歴史の里」バス停下車すぐです。
ぜひ、お気軽にご来館ください。