蚕の飼育展示が始まりました
歴史の里には、蚕糸業に関する建物が2棟、移築されています。
野麦街道沿いにあり、明治から大正にかけ、飛騨地方から諏訪・岡谷の製糸工場へ向かう大勢の工女たちが宿泊した「工女宿宝来屋」、下諏訪町で平成7年(1995)まで操業していた製糸工場「旧昭和興業製糸場」です。
「工女宿宝来屋」では、宿屋廃業後、養蚕も行われていました。
これらの建物が関わった養蚕から製糸への流れをより具体的に感じていただくため、蚕の飼育展示を始めました。
貴重な歴史的な建物とあわせ、ぜひ「お蚕さま」の姿もご覧ください。
蚕の飼育展示
場 所 : 松本市歴史の里 展示・休憩棟 休憩スペース
※ 当初予定していた工女宿宝来屋から一時的に場所を移して飼育しています。
時 期 : 9月中旬頃まで(予定)
※ 期間中の気候や蚕の状態によっては、予告なく期間の変更や展示を中止する場合があります。