特別展「山岳画家 武井真澂」(7月15日~9月24日)
松本市市制施行110周年記念展 特別展「山岳画家 武井真澂」
松本ゆかりの山岳画家・武井真澂の御遺族から、スケッチ・写生帳など絵画資料約1,900点を寄贈いただくことにともない、開催する特別展です。
武井真澂
武井真澂(しんちょう)(1875~1957、本名は武井真澄)は、現在の諏訪市出身の山岳画家です。
東京美術学校鋳金科を卒業後、画家の小山正太郎・児玉果亭らに学び、明治33年(1900)に母校である(旧制)松本中学校で、図画教師として14年間教鞭をとりました。この間、増田正宗・郷原古統・河越虎之進・白山卓吉など、多くの画家を教え子として輩出しています。
退職後は再び上京し、山岳画家として活動しました。この間、長野県内をたびたび訪れ、山々を描いています。
晩年は現在の塩尻市へ疎開し、中南信の風景を多く残しました。
展示資料
武井真澂が登山の際にたずさえたと思われる写生帳・手帳とともに、武井真澂の残したスケッチを中心に展示します。
山岳絵画をはじめ、高山植物・動物・雲など、真澂の鋭い観察眼を御覧ください。
展覧会情報
- 会期:平成29年(2017)7月15日(土)~9月24日(日)
- 観覧時間:午前8時30分~午後5時(最終入館は午後4時30分)
※ 8月5日(土)~16日(水)は、開館時間延長により午前8時~午後6時(最終入館は午後5時30分) - 会場:松本市立博物館 2階特別展示室
- 観覧料:通常観覧料 大人200円、小中学生100円
※ 国宝松本城との共通観覧券:大人610円、小中学生300円
※ 松本城・博物館・美術館共通観覧券:大人800円、小中学生370円 - 特別展「山岳画家 武井真澂」チラシ(PDF)
特別展記念講演会
- 演題:登った、描いた、詠んだ 山の絵描き・武井真澂
- 講師:丸山 和夫氏/「武井真澂電子資料館」館長
- 日時:平成29年(2017)8月26日(土) 午後1時30分~3時
- 会場:松本市立博物館 2階講堂
- 料金:通常観覧料 大人200円、小中学生100円 ※ 観覧チケットでお聞きいただけます。
- 定員:60人
- 申込み:松本市立博物館へ、電話(0263-32-0133)またはファクス(0263-32-8974)にてお申込みください。
※定員に満たない場合のみ、当日参加が可能です。