【中止】第28回 夏期教育セミナー開催のお知らせ【8月31日(土)・9月1日(日)】
旧制高等学校記念館では、毎年夏に旧制高校卒業生や市民、研究者がともに学ぶ「夏期教育 セミナー」を開催しています。
第28回の夏期教育セミナーは、「伝統校の自治」を主なテーマとし、研究発表を含めた2日間の日程で開催します。
1日目の基調講演には、2023年に『深志の自治―地方公立伝統校の危機と挑戦』(信濃毎日新聞社)を共編著者として上梓した、井上義和さん(帝京大学教授)をお招きし、同じく共編著者の加藤善子さん(信州大学教授)が指定討論者として登壇します。旧制中学や旧制高等女学校からの歴史を有する「伝統校」には、独自の文化や自治が息づいています。これらの「自治の伝統」に潜んでいる機能や課題を可視化することによって、今後の教育について考える機会として企画しました。 ⇒チラシはこちらから
≪開催日時と内容≫
日時:8月31日(土)、9月1日(日)
場所:あがたの森文化会館(旧松本高等学校)講堂
■基調講演(8月31日(土)13:00~)
「深志の自治」から考える未来の伝統校
講師: 井上義和さん(帝京大学教授、教育社会学)
■指定討論(8月31日(土)14:35~)
「伝統」を相対化するには
講師:加藤善子さん(信州大学教授、教育社会学)
■研究発表(9月1日(日)9:30~12:30)
研究発表1 森いづみさん(県立長野図書館長)
旧制松本高等学校と「自治」―『校友会雑誌』を中心に
研究発表2 田中智子さん(神奈川大学資料編纂室職員)
戦後の大学学生自治会の成立―東京大学・京都大学・早稲田大学の事例から
研究発表3 猪股大輝さん(東洋大学文学部教育学科助教)
「生徒自治」から「生徒会」へ―占領期文部省の理論的展開を中心に
【9月1日(日)13:30~15:00 研究情報交換会を予定<希望者のみ>】