☆新しい四賀地区マップ完成のご案内☆

迫力の四賀地区マップが完成!

 こんにちは!化石館学芸員の小林です。今年は連日雪が降り、冷え込む毎日で音を上げています。長野県生まれ長野県育ちの私ですが、断然夏派です(笑)おすすめの防寒グッズがあったら教えて下さい。
 さて、化石館1階ロビー中央の四賀地区マップが新しくなりました。今回の地図は、化石館職員や地元のイラストレーターさんの協賛の下、地元の方々にもご協力いただきながら約1年を掛けて完成致しました。ご尽力いただいた方々に、この場を借りて御礼申し上げます。
      四賀地区マップ 

新しい地図の魅力

 新しい地図のコンセプトは「海の中の旅」です。ご存じの方も多いかと思いますが、長野県はおよそ1000万年前「フォッサマグナの海」と呼ばれる海でした。長野県が海だった頃を想像しながら四賀の散策をしてもらいたいという想いで、四賀周辺地域を青で塗り、長野県の海を表現しました。シガマッコウクジラやアロデスムスに並ぶ展示として、皆様に楽しんでいただけるような地図に仕上がったと思いますので、ぜひ足を運んでご覧下さい。               

海をコンセプトにした深い青のらせん階段

海をモチーフにした深い青のらせん階段

海を泳ぐミンククジラを表現

海を泳ぐミンククジラを表現

 

新しい地図の楽しみ方

 皆様に海の中を感じていただけるような地図が完成しましたが、より一層楽しめる方法をお伝えします。それは、地図を鑑賞して面白そうな場所に実際に訪れてみることです。小学校時代の理科や社会の授業の風景は覚えてないけれど、社会科見学や課外学習に行った思い出ははっきりと覚えているぞ!という皆さんも多いと思います。百聞は一見に如かずです。実際に触れて、見て、感じることで色々な勉強にも繋がりますし、きっと忘れられない思い出になることでしょう。以下に、学芸員の小林がおすすめする穴場スポットをいくつかご紹介しますので、皆様もぜひ「化石と歴史の街四賀」にぶらり途中下車してみてはいかがでしょうか?

ご希望の方にはポケットサイズの四賀地区マップを配布中です。詳しくは窓口まで。

ご希望の方にはポケットサイズの四賀地区マップを配布しております。詳しくは窓口まで。

学芸員おすすめの四賀穴場スポット①廣田寺(歴史)

 江戸時代は徳川幕府がそれぞれの地域を藩(現在の市町村のようなもの)として置き、幕藩体制という支配体制を採用していました。当時は松本市も松本藩として栄えました。一方で、四賀は鉄砲の玉の原料である鉛が多く産出する地域であったため、松本藩ではなく、江戸幕府が直接的に支配する直轄領に組み込まれました。幕府に大切にされていたため、明治時代初期に起こった「廃仏毀釈」(仏教寺院を破壊し、仏教を排斥した運動)を免れ、今でも四賀にはとても立派で貴重なお寺が数々残っています。
 四賀地区で随一のお寺で私が最初におすすめするのが廣田寺です。曹洞宗のお寺で、戦国時代に小笠原氏や武田信玄に仕えた地元の豪族、会田氏の菩提寺(代々のお墓があるお寺)になっています。屋根をよーく観察すると、「六文銭」の家紋が描かれています。六文銭は真田幸村で有名な真田氏の家紋として知られています。そんな六文銭が何故廣田寺にあるのだと不思議に思いますよね。理由は、「六文銭」は真田氏や会田氏の本家である海野氏の家紋であるからです。つまり、真田氏と会田氏は同じ家を生まれとする親戚です。余談ですが、安曇野市豊科の田沢や光にも海野氏の分家が入っています。とても迫力があるだけではなく、以上のように他の地域との関わりや歴史の趣を感じられる場所ですので、ぜひ足を運んでみて下さい。
     廣田寺の写真

学芸員おすすめの四賀穴場スポット②洞光寺(歴史)

 次におすすめするのは、洞光寺です。私が訪れた際には、住職さんがとてもご親切に案内して下さいました。中でも素晴らしいのは、長野県宝になっている「絹本著色真言八祖像」です。残念ながら普段は一般公開されていないのですが、年に数回お披露目されるみたいなので、強運の方は拝めることができるかもしれません(笑)
 また、本堂入って正面の欄間に描かれた絵は、狩野派の絵師の作品らしく、歴史の奥深さと色の美しさが感じられ、感動しました。他にも、木曽義仲が戦勝祈願の参拝に立ち寄った際、兜を置いたとされる兜石もあります。秋は綺麗な紅葉が見られるようなので、季節は秋がおすすめです。
     洞光寺本堂

学芸員おすすめの四賀穴場スポット③穴沢のクジラ化石(自然)

  続いてご紹介するのは、穴沢のクジラ化石です。昭和11年12月13日、四賀地区穴沢川の左岸で砂防工事中にクジラの化石が発見されました。この化石が発見された昭和11年は、第二次世界大戦開戦のわずか3年前です。よって、一般人が化石の研究や動物の進化について考える余裕などありませんでした。このような時代背景の中、当時の会田村(現四賀会田地区)は、この化石を貴重なものとして現地保存し、天然記念物として申請すべく多額の金銭を投じました。今から80年以上前の関係者らの先見の明によって、13個の椎骨(背骨)、9本の肋骨が産出したままの状態で保存され、今なお残っております。昭和13年に長野県天然記念物に指定され、昭和48年に「穴沢のクジラ化石」として再指定されました。今では「松本のたから」として多くの方に親しまれています。
    穴沢のクジラ化石

最後に

 今回は新しくなった四賀地区マップと学芸員がおすすめする四賀の穴場スポットのご紹介でした。化石で有名な四賀ですが、戦国時代の山城の跡や江戸時代の宿場町が3つ残っており、歴史的にもとても魅力ある場所です。四賀化石館にお立ち寄りの際は、ぜひ地図をご覧になり、オリジナルの散策コースを考えて観光してみてはいかがでしょうか。

 

☆大人のための化石教室開催のご案内☆ ※募集を終了致しました。

はじめに

こんにちは。昨日久しぶりにMT車を運転してドキドキした学芸員の小林です!今年度も大人のための化石教室を開催することになりました。コロナウイルス感染拡大のため、全2回のみの開催となりますが、毎年人気の講座ですので、ふるってご予約下さい。なお、予約は2021年1月5日(火)午前9時~お電話にて開始です。満員になり次第募集を締め切らせていただきますのでご了承下さい。詳細は下記をご覧ください。

講座チラシ写真

ご不明点は気軽に職員まで

第1回「松本平の化石についての講義と化石館収蔵庫見学」

  • 日時 2021年1月23日(土)9時~12時
  • 内容 地元の化石研究者で、日本古生物学会会員の小池伯一氏による講義と、現在進めているシガマッコウクジラのオリジナル標本の整理事業を紹介します。収蔵庫内は寒いので温かい服装でご参加下さい。
  • 参加費 通常観覧料(大人310円)
  • 定員 20名
  • 持ち物 飲料水、筆記用具
    昨年の講座の様子

    昨年の講座の様子

第2回「化石クリーニング体験」

  • 日時 2021年2月20日(土)13時~16時30分
  • 内容 たがねとハンマーを使って岩石の中から化石を掘り出すクリーニング作業を体験していただきます。私たちと一緒に長い年月眠っていた化石を起こしてみませんか?
  • 参加費 1名500円
  • 定員 20名
  • 持ち物 飲料水、筆記用具、手袋(軍手など)、草刈りなどで使うゴーグル(お持ちの方のみ)
    昨年の講座の様子

    昨年の講座の様子

注意事項

  • 予約は2021年1月5日(火)午前9時~お電話にて開始いたします。
  • 満員になり次第、募集を締め切らせていただきますので、予めご了承下さい。
  • 対象は高校生以上となります。
  • 新型コロナウイルス対策のため、付き添いでの参加はご遠慮下さいますよう宜しくお願い致します。
  • 新型コロナウイルス対策のため、館内でのマスクの着用、手指の消毒にご協力のほど宜しくお願い致します。

大人のための化石教室とは?

化石教室は、お子様を中心に大人気の講座で、毎年抽選となっています。そこで、大人も参加してみたいという多くのご要望に応え、今年度も「大人のための化石教室」を開催することとなりました。内容的にも、夏秋の化石教室は、体験型でお子様も楽しめる講座であるのに対し、大人のための化石教室は講義中心の本格的な講座です。また、普段聞けないお話を聞くことができたり、普段は入れない収蔵庫に入れたりと、スペシャルな体験ができる講座です。化石の不思議な世界を旅しながら、子供の頃を思い出して楽しんでみませんか?対象は高校生以上です。例年開催しておりますが、初めて参加される方も大歓迎です。たくさんのご参加をお待ちしております。

☆11月の化石教室「レプリカ作りコース」を開催しました☆

はじめに

こんにちは!最近仕事の帰り道によくキツネに遭遇する学芸員の小林です。キツネって聞くと、ずる賢いイメージを持ってしまいますよね。気になったので、インターネットで調べて見たところ、キツネはとても縁起のいい動物で、直観力が働いたり、幸運の兆しが現れるという意味を持った動物であるということが分かりました。幸運の兆しということなので、早速年末ジャンボを買いに行こうかと思います(笑)

石こうでレプリカを作る

さて、先日化石教室「レプリカ作りコース」を開催致しました。今回も10月のレプリカ作りコースと同様、松本市でイラストレーターとしてご活躍されている鈴木さゆり先生に講師を務めていただきました。今回も午前午後満員御礼での開催となりました。多くの方のご参加ありがとうございました。レプリカ作りコースは、石こうを型に流し込んでレプリカを作る工程から始まりました。型は本物の化石から型を取って作ったものなので、レプリカと言えど本物にとてもそっくりです。実は石こうを流し込む工程が一番難易度が高く、小さいお子さんには少し難しかったことと思います。でもとても真剣な表情で、お父さんお母さんと協力しながら、全員見事に成功しました。化石館で定期的にレプリカを作っているのですが、そのお仕事にスカウトしたいくらい上手でした(笑) 

   講師による説明講座全体の写真

わくわくドキドキでレプリカの完成を待つ

石こうを型に流したら、石こうが固まるのを待ちます。この時間が楽しい時間でもあり、上手に出来上がるか不安な時間でもあります。この乾くまでの間に、化石館職員によるギャラリートークを行いました。すでに解説を聞いたことがある人も、初めて聞く人も楽しめるギャラリートークだったのではないでしょうか。ギャラリートークの後、皆さんにクジラの背骨(椎骨)の化石を触ってもらいました。1300万年という歴史の重みを感じていただけたと思います。まさにパワーストーンですので、参加者の皆さんは運気をたくさん吸収できたと思います。私と同じように宝くじ売り場に行くことをおすすめします(笑)

レプリカに命を吹き込む

30分経って、いよいよレプリカが固まりました。しかし、これでレプリカは完成ではありません。できたレプリカに色を塗って命を吹き込んでいきます。この工程が最も個性が出るところです。本物のようにシックに仕上げる方、虹色にカラフルに色付けをする方などなど。中でも面白かったのは、鬼滅の刃のキャラクターのような色で塗るお子さんが多かったことです。こんなところでも、鬼滅ブームをひしひしと感じました。
色塗りに熱中するお子さん

品評会

最後に、出来上がった作品を前に並べて鈴木先生に好評をしていただきました。プロのイラストレーターにたくさん褒めてもらったお子さん達はとても嬉しそうでした。人前で褒めてもらえる機会は中々ないので、とても自信になったと思います。
品評会の写真

最後に

コロナ禍の中、多くのお客様にご参加いただきありがとうございました。早いもので今年最後の講座となってしまい、とても寂しい気持ちです。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、講座の縮小・中止や人数制限など、皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。講座に参加できるのを楽しみにしていたのに、参加ができなかった方も多いことと思い、お詫び申し上げます。皆様にご迷惑をお掛けしたにも関わらず、「今年も参加できてとても楽しかったです」「コロナで大変な時に開催してくれてありがとうございます」など、温かいコメントをいただき、感動とともに感謝致しております。来年度も楽しいイベントを開催できるよう努めますので、引き続き宜しくお願い致します。

 

☆10月の化石教室「レプリカ作りコース」を開催しました☆

はじめに

こんにちは!鬼滅の刃の映画が観たくてたまらない、化石館学芸員の小林です。先日、10月の化石教室「レプリカ作りコース」を開催しました。

教室の様子

今年はコロナウイルスの感染が収まらない情勢の中での開催となったため、参加者の方々が集まるか不安でしたが、多くの方にご参加いただき、満員御礼での開催となりました。レプリカ作り教室は、化石について勉強するといったことは一旦忘れていただいて、「親子みんなで楽しむ!」をモットーとした講座です。

講師のご紹介~鈴木さゆり先生~

 講師の写真

講座の講師は鈴木さゆり先生に勤めていただきました。鈴木先生は、松本市でデザイナー・イラストレーターとして活躍されている方で、化石館の売店や夏の企画展などでもご尽力いただいている方です。そんなアーティスティックな先生のお話や芸術性に、お子さんも食い入るように講座に参加していました。

石こうでレプリカを作る

講座は、石こうで古生物のレプリカを作る作業から始まりました。この作業が一番難しく大事な作業なので、みなさん全集中常中で行っていました(笑)アンモナイトやサメの歯、貝類など、いくつかの型の中から自分の作りたい型を選び、そこに石こうを流し込んでレプリカを完成させます。

1階展示室でのギャラリートーク

石こうが乾くまでの時間に、化石館の面白講師の特別解説をお聞きいただき、自由見学をしていただきました。小さいお子さんには少し難しいお話だったかもしれませんが、①長野県は昔海だったこと、②化石館にはシガマッコウクジラみたいなとても貴重なお宝がたくさんあること、この2点だけは覚えてくれたら嬉しいです。恥ずかしながら私も、初めて化石館に訪れた小学校6年生まで、化石のことを全く知りませんでした。ですから、遥々化石館に訪れていただいたみなさんには、ぜひとも何かひとつでも学んで帰ってほしいです。

ギャラリートークの様子

   ギャラリートークの様子

完成したレプリカに色を塗る

 ぬりえを塗ったり、シナノアロデスムスを鑑賞したり、それぞれの時間をお楽しみいただき、ついにみなさんのレプリカが出来上がりました。しかし、レプリカ作り教室はこれで終わりではありません。出来上がったレプリカにそれぞれの個性溢れる色を塗っていただき、作品に命を吹き込んでいきます。本物の化石をじっくり観察して本物のように塗る方、竈門炭治郎の隊服の色のように塗るお子さん、鮮やかな色に塗る方など、個性あふれる作品に、職員一同幸せな気持ちにさせてもらいました。

品評会

最後に、出来上がったみなさんの作品を前に並べて、品評会を行いました。整然と並ぶ素晴らしい作品はとても圧巻で、感動しました。プロの先生の好評を聞いている参加者の皆さんはとても嬉しそうでした。講座にご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。今後も、みなさんに楽しんでいただける施設運営、学びや憩いの機会を提供できるように努力して参りますので、たくさんの方々のご来館をお待ちしております。

品評会の様子

品評会の様子

 

 

 

 

☆松本駅コンコース展示のご案内と講座開催のお知らせ☆

駅コンコース展示のご案内

こんにちは!最近筋トレブーム到来中の学芸員の小林です。毎朝毎晩のプロテイン補給が欠かせません(笑)さて、本日から松本駅のコンコースの一角にて、四賀化石館の展示を行っています。四賀化石館のコンセプトカラーの青を基調とした見やすい展示になっています。現在は高い山々に囲まれた松本盆地ですが、およそ1300万年前は海でした。その証拠として、松本市四賀からはたくさんの海生哺乳類の化石が産出しています。海だった頃の松本を想像しながら展示を鑑賞していただけたら嬉しいです。コロナウイルス感染拡大のため、駅にお出かけの機会は少ないかと思いますが、駅にお立ち寄りの際はぜひご覧ください!
駅コンコース展示

化石教室「レプリカ作りコース」のご案内

続いて、化石教室「レプリカ作りコース」のご案内です。いよいよ10月6日(火)朝9時~電話(0263ー64-3900)にて予約スタートです!詳細は下記をご覧ください。

内容:化石のレプリカ作り(アンモナイトや三葉虫など)、レプリカ色塗り、化石館見学
日時:10月31日(土) 11月28日(土)
   午前の部(9時半~11時半) 午後の部(1時半~3時半)※同内容
定員:各回20名(コロナ対策のため、親子含めて20名の定員です。)
対象:5歳以上(小学生以下保護者同伴)
参加費:1名500円
お願い:①絵具を使いますので、汚れてもよい服でお越しください。
    ②事前にマスク着用などのコロナ対策をしてお越しください。
    ③お飲み物(フタ付きが好ましい)をお持ちください。

大人も楽しめる大人気の講座です。ふるってご参加ください。

 

 

☆9月の化石教室を開催しました☆

はじめに

こんにちは!化石館学芸員の小林です。毎日のお昼ご飯は鳥のむね肉とレタスなのですが、最近とても飽きてきました。何かおすすめの健康食品がありましたら、ぜひ教えて下さい(笑)

化石採集の様子

さて、先日今年度最後の化石採集教室を開催しました。当日は天気が心配されましたが、参加された方々の強運により、午前の部も午後の部も無事採集することができました。雨の次の日の採集は、地層が濡れてしまって化石を見つけるのがとても難しい環境です。しかし、選球眼ならぬ選石眼に優れた参加者様が多く、いい化石がたくさん見つかりました(笑)ペッカムニシキや魚の骨、頭といったレア物を見つけるお子さんも多く、楽しそうに採集をされている姿を見て、私たちも元気とパワーをもらいました!
  ギャラリートーク   採集に熱中するご家族

お詫びと御礼

今年は新型コロナウイルスの流行で、5月と6月の教室を中止にさせていただき、皆様には残念な想いとご迷惑をお掛け致しました。それでも、皆様のご協力のお陰で、7月、8月、9月の日程を無事開催することができました。コロナ禍の中、本当に多くの皆様に参加いただきまして、誠にありがとうございました。来年度も開催する予定ですので、引き続きご愛顧のほど宜しくお願い致します。
 地層見学の様子

最後に

10月、11月は化石教室「レプリカ作りコース」を開催する予定です。詳しくは、新聞や広報まつもと、コチラをご覧ください。

 

☆8月の化石教室を開催しました☆

ワクワクの化石採集スタート

こんにちは!学芸員の小林です。安倍総理の辞任表明、驚きのニュースでしたね。さて、本日化石教室「化石採集コース」を開催しました。今年一といって良いほど暑い中、多くの方にご参加いただきありがとうございました。キラキラした笑顔で楽しそうに化石採集をしている皆さんを見て、私たちも本当にうれしかったです!一か月ぶりの化石採集コースでしたが、参加者の方々の行いの良さからか、レアな化石がたくさん出てきました。ペッカムニシキ、魚の骨、頭…まさに豊作でした☆今回採れた化石は世界にたった一つしかない化石なので、ぜひ大事にして下さいね!

採集の様子  ギャラリートークの様子

地層と現地保存のクジラ化石の見学

今回は、化石採集以外にも、シガマッコウクジラ、豆岩、現地保存クジラ化石などたくさん見学をして、いっぱい勉強できたと思います。ぜひご自宅で復習をしてみて下さい。

現地保存クジラ化石の見学  地層見学の様子

最後に

本日は本当にありがとうございました。10月、11月には化石教室「レプリカ作りコース」を開催予定です。詳しくは、広報まつもと、新聞などをご覧ください!

企画展で展示したアンモナイトのレプリカ

 

 

☆化石クリーニング体験を開催しました☆

はじめに

こんにちは。化石館学芸員の小林です!お盆ですが、コロナの影響で今年の夏休みはゆっくりできなさそうですね。化石館はお盆中も、感染対策を徹底しながら通常通り営業をしています。先日夏休み3講座最終回「化石クリーニング体験」を開催しました。当日は35度近くの猛暑日でしたが、たくさんの皆様にご参加いただき、とても楽しい講座となりました。多くの方々のご参加誠にありがとうございました。

名物講師の特別講義

今回の講座は、化石館名物博士の吉澤先生に講師を務めていただきました。最初は吉澤先生によるためになる化石の講義が行われました。皆さんは化石とは何かご存じですか?化石といえば恐竜!という声が挙がってきそうです。もちろん恐竜も化石ですが、、、化石とは、「我々人類が誕生する前に生きていた生物の死がいや痕跡が長い時間をかけて堆積し、地表から見つかったもの」です。吉澤先生も強調してお話していました。6年生の皆さんは理科の授業で化石のお勉強をしますので、ぜひこの機会に覚えて下さいね。
講義の様子

クリーニング作業開始

化石や地層のお話を聞いていただいた後、いよいよ化石クリーニング体験をしていただきました。今回はおよそ500万年前~400万年前の長野市戸隠の砂岩に含まれる化石をクリーニングしました。この砂岩からは、ホタテや二枚貝の化石が多く出ます。慣れない工具を巧みに使いこなし、地道に化石をクリーニングしていきました。
講座に熱中するお子さん  クリーニング用の岩石
化石は最初から綺麗に見えている訳ではありません。最初は、礫や砂の中に埋まって一部しか見えていないものがほとんどです。工具を使って不要なところを削っていく地道なクリーニング作業があってこそ、大きな発見があるのです。参加していただいた皆さんには、化石をクリーニングすることの大変さを実感いただけたと思います。とても大変な作業でしたが、高い集中力で楽しそうにやっているお客様を見て、パワーをもらいました。今回のクリーニングでは削りきれなかったところもあると思います。続きはぜひおうち時間でコツコツ挑戦してみてください。
クリーニング後の化石  クリーニング後の化石

最後に

以上、今回は化石クリーニングを体験していただきました。夏休みという良い機会ですから、化石にとらわれずいろいろなことを学び、様々なことに挑戦してみて下さい。今回の講座をきっかけに、何か新しい発見をしていただけたら嬉しいです。今年はほかにも、秋に化石教室「レプリカ作りコース」を開催する予定です。HPや広報、新聞などで追って告知しますので、お見逃しなく!たくさんのご応募をお待ちしております。

 

 

☆たくさんの微化石を見つけました☆

はじめに

こんにちは!化石館学芸員の小林です。長い長い梅雨が開け、ようやく夏らしい季節になりましたね。水分補給をしっかりし、ご飯をたくさん食べて夏を乗り切りましょう!

講師のご紹介~小池伯一氏~

先日、夏休み3講座の第2回「微化石モンスターを探せ」を開催しました。講師は化石研究のプロである小池伯一氏に担当していただきました。四賀や戸隠産の魚、貝類化石などの多くの研究成果を残しておられる同氏
のお話は、とても興味深いもので、ご参加の皆さんも前のめりになって聞いていました。
 講義の様子

小さな化石を探し出す

小池氏による目からうろこの講義の後、いよいよみんなで微化石を探しました。小さい粒や、やや大きい粒の砂の中から、根気よく化石を探していきます。砂はとても小さいので、その中から微化石を見つけるのは難しいことです。お子さんから保護者の方々まで、次々に微化石を探し出しており、本当に驚きました。中には数十個の微化石を見つけ出す強者もいました。また、コイケハナカゴやウニのアゴの化石などのレアな化石を見つけ出す方もいました。
小池氏とお客様  化石探しに熱中するお子さん

最後に

皆さん一生懸命に化石を探し出しており、あっという間に講座は終わってしまいました。講座で見つかる化石は、世界でたった一つの宝物です。参加された皆さんはぜひ大切に保管してください。暑い中での開催でしたが、多くの方々にご参加いただきありがとうございました。またのご来館をお待ちしています。

☆7月の化石教室を開催しました☆

はじめに

こんにちは!化石館学芸員の小林です。最近のブームは、四賀のB&G海洋センターで泳ぐことです。市内のほかのプールに比べて混雑しておらず、プールも綺麗なのでおすすめです。さて、先日今年度最初の化石教室を開催しました!コロナ渦の中、たくさんの方にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。

お詫び

コロナウイルス感染拡大のため、5月、6月の化石教室は中止とさせていただきましたが、皆様に感染対策にご協力いただき、今回何とか開催することができ本当に良かったです。今回は現地での化石採集を楽しみにされていた方も多かったことと思いますが、大雨のため、お客様の安全を考慮いたしまして、現地での採集を中止とさせていただきました。申し訳ございませんでした。

化石館名物講師の特別講義

そんな中スタートした化石教室。最初は化石館の名物博士による目からウロコの特別講義が行われました!小さいお子さんには少し難しかったかもしれませんが、とてもためになる講義に皆さん興味深々に聞いているようでした。博士からお話を聞ける機会はとても貴重なので、ぜひこれからの生活に生かしてみて下さいね!
豆岩見学の様子

1階展示室でギャラリートーク

続いて、化石館の面白講師によるシガマッコウクジラの解説!ここでしか聞けないスペシャルなお話が聞けました。お話を聞いた後もう一回化石館に訪れたら、また違った見え方がすると思うので、ぜひ足を運んで下さい。
ギャラリートークの様子    

地層と現地保存クジラ化石の見学

続いて、バスに乗車して地層と現地保存のクジラを見学しました!長野県に住んでいても知らなかったことが知れたり、はるか太古の地層や化石に圧巻された方も多いと思います。今回見学したほかにも、四賀にはたくさんの魅力的なスポットがあります。四賀地区の地層マップを無料で用意しておりますので、ご希望の方は化石館受付までお越しください。
現地保存クジラ化石の見学  豆岩の見学

雨天の為、室内で化石採集

最後に、化石教室のメインである化石採集を2階の学習室で行いました!野外で採集できないことは本当に残念でしたが、用意した岩石の中から化石を探してもらいました。使ったことがないハンマーとたがねを上手に使って岩石を砕いていました。お子さんから大人の方まで化石探しにとても集中していて、時間はあっという間に過ぎてしまいました。お客様が笑顔で嬉しそうに化石を見つけている姿をみて、本当にうれしかったです。皆さん無事に化石が見つかったようで大喜び!!中には二枚貝や魚の頭といったレア化石を見つけている
お子さんもいました♪
化石採集の様子    化石採集の様子

最後に

次回の化石教室は8月29日(土)です。今回ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。今年度の化石教室の受付は終了とさせていただきましたが、秋にはレプリカ作りコースを開催する予定です。10月頃に応募をする予定ですので、広報誌や新聞誌をご覧下さいませ。