アルプス公園の自然:アオスジハナバチ
ハチ目 コハナバチ科
場所:花の丘
花粉や蜜を利用するハナバチ類のハチで、体長は1cmほどとミツバチよりひと回り小さい。特徴は腹部の模様で、名前の通り青いものから緑や黄色みがかるものまで個体差があり、美しい。
写真はメスで、オスは後脚が太く独特な形をしていることから区別ができる。
しばらく見ていると、別の1匹が現れた。近くでホバリングをしたかと思うと、最初にいたメスに飛び掛かった。おそらくオスであろう。メスはすぐに花に戻ったので、アプローチは失敗に終わったようだ。
よく見ると青い虫が花の上を高速で飛び回っていた。そうやってメスを探しているのだろう。その後も上記のようなアプローチを何回か見かけたが、いずれも成功はしなかった。
出現時期は夏~秋にかけてなので、これからも観察の機会は多くあるだろう。