蚕の飼育展示の様子
歴史の里では、館内に2棟ある製糸業に関する建物の姿をより具体的に感じていただくため、蚕の飼育展示を行っています。
歴史的な建物とあわせ、ぜひ「お蚕さま」の姿もご覧ください。
飼育展示
1 場 所 : 展示・休憩棟 (当初予定していた工女宿宝来屋から場所を移して飼育しています)
2 期 間 : 10月上旬頃まで(予定)
※ 天候や蚕の状態によっては、予告なく期間の変更や展示の中止をする場合があります。
お蚕さまの様子
8月中旬から、今年度第2期目の飼育が始まっています。
蚕種(蚕のたまご)から3齢(ふ化してから2回脱皮をした状態)くらいまでの蚕は体が非常に小さく、展示が難しいため、ある程度成長するまでは展示スペースとは別の場所で飼育し、体が大きくなる4齢(3回目の脱皮が済んだ)あるいは5齢(4回目の脱皮が済んだ)になってから、展示スペースに移動する形をとっています。
今回は5齢での展示開始となりました。
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とれた繭は、繭の周囲についている“毛羽(けば)”を取り除いた上で、天日干しにしたり冷凍したりして中のサナギが孵らないようにします。 一連の作業が完了した後は、汚れないよう繭を保管し、歴史の里で実施する糸ひきの体験講座等で使用しています。
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