【終了しました】菅江真澄没後190周年特別展「菅江真澄と民俗学」(9月7日~11月24日)
遊歴文人・菅江真澄が秋田の地で没して今年で190周年となります。
200年の節目を前に、今回の特別展では、真澄の信濃、特に松本での足跡を振り返るとともに、松本を中心に展開された『真澄遊覧記』復刻活動の道のりをたどります。
菅江真澄とは
江戸時代に活躍した歌人、国学者です。30歳ころに故郷・三河を離れ、信濃、越後、奥羽、
蝦夷を巡歴しました。
真澄が旅の中で残した日記には、当時の人々の暮らしがいきいきと描かれています。その記録の一部は、江戸時代の庶民生活を知るうえで大変貴重な資料であることから、『菅江真澄遊覧記』として国の重要文化財に指定されています。
日本民俗学を創始した柳田国男は、人々の暮らしを丹念に記録した真澄を「日本民俗学の開祖」と称え、その功績を高く評価しました。
展示内容
『ひなの一ふし』など真澄の自筆資料や、『真澄遊覧記』復刻に関する柳田国男や胡桃沢勘内の自筆原稿
などを展示します。
会期
令和元年9月7日(土)~11月24日(日) ※会期中無休
観覧料
通常観覧料 大人200円(610円)、小中学生100円(300円)
※( )内は、国宝松本城との共通券料金
会場
松本市立博物館 2階特別展示室
お問い合わせ
松本市立博物館
℡ 0263-32-0133
FAX 0263-32-8974