松高生と山岳展 平成30年3月3日(土)から5月6日(日)まで
松本市市制施行110周年記念
松高生と山岳展
山に囲まれた環境で過ごした松高生たち。松高山岳部や、山岳部出身の松浦さんが営む山小屋クヌルプについて紹介します。
会 期 平成30年3月3日(土)から5月6日(日)まで
(休館日:毎週月曜日※月曜祝日の場合はその翌日)
会 場 旧制高等学校記念館 1階ギャラリー
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料 無料(2・3階常設展示は通常観覧料)
信州で勉学に励んでいた松高生にとって、山は身近な存在でした。多くの松高生は気ままに山へ登るのを選んだため、松高山岳部は少数精鋭の部だったといわれています。松高山岳部では、昭和期に入ってから岩壁初登はんへの果敢な挑戦が始まり、穂高岳を中心に「松高ルート」等にその栄光が刻まれています。
松高山岳部出身者には松浦寿幸さん(29理2)がいます。松浦さんは、霧ケ峰高原沢渡のクヌルプ・ヒュッテの山小屋主人をされています。今回の企画展では、松高山岳部と松浦さんが営むクヌルプ・ヒュッテを紹介します。
あがた美術会個人展 10月14日から12月10日まで
松本市市制施行110周年記念
あがた美術会個人展
旧制松本高等学校29回生の城倉宗一郎氏による作品展を行います。
会 期 平成29年10月14日(土)から12月10日(日)まで
(休館日:毎週月曜日※月曜祝日の場合はその翌日)
会 場 旧制高等学校記念館 1階ギャラリー
展示数 25点
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料 無料(2・3階常設展示は通常観覧料)
作品は、色々な願いごとをこめた『おまじない』の絵、スケッチをもとに旅の思い出などを描いた『たび』の絵、勉強会として始まったヌードデッサンやスケッチの『べんきょう』の絵や作品の三つに分けられています。
また、東京の白線展に出した絵など、松本ではまだ出展したことのない作品が主になっています。
どの作品も素敵なものばかりですので、是非お越しください。
第54回あがた美術会作品展 5月20日~6月25日
第54回あがた美術会作品展
5月20日(土)から6月25日(日)まで
5月20日に開催される松高・信大寮歌祭に合わせ、今年も開催されます。
昨年も出展された、最高齢93歳の山田様をはじめ、8名の松高卒業生の作品をお楽しみ下さい。
http://koyukai.shinshu-u.ac.jp/news/170331-1.html
(松高・信大寮歌祭お知らせのページ)
松高生の青春日記4-自治こそ寮の誇りなり—3月4日(土)~5月7日(日)
松高生の青春日記4-自治こそ寮の誇りなり—
会 期 3月7日(土)~5月7日(日)
月曜休館(祝日の場合は、翌日休館)
会 場 旧制高等学校記念館 1Fギャラリー
料 金 無料(常設展示は通常観覧料)
信州大学人文学部日本文学分野では、記念館からの依頼を受け信州大学の前身である旧制松本高等学校の思誠寮で生活する寮生たちの日誌の字起こしとデータベース化を行ってきました。その成果を多くの方に見ていただくため、平成23年から27年まで4回にわたり日誌内容からテーマを決めて企画展を開催させていただきました。第5回目となる今回は、調査の中で明らかになった、思誠寮生は寮が学生の自治活動で運営されていることを誇りに思い、またその自治を守っていこうという強い意識を持っていることに着目しました。
旧制松本高等学校の寮、「思誠寮」は学生による自治によって運営されていました。
学生たちは様々な部に所属し、それぞれの仕事をまっとうすることで自分たちこそが寮生活ひいては学生生活の主役であることを自覚し、同時に強い責任感を育てていきます。
今回の展示では、寮生を統括していた部や寮生の学びや食を支えていた部など、寮生活の根幹を見ることが出来る組織をご紹介したいと思います。また、戦時下という特殊な状況で組織された修練部もご紹介します。
今回は寮生日誌だけにとどまらず、寮食の記録や図書室にあった書籍の一覧など記念館に残されたさまざまな資料を使い、視覚的にも当時の寮生活を垣間見ることができる展示にできたらと思います。
旧制高校と出版芸術 10月8日(土)~12月4日(日)
旧制高校と出版芸術
会 期 10月8日(土)~12月4日(日)
月曜休館(祝日の場合は、翌日休館)
会 場 旧制高等学校記念館 1Fギャラリー
料 金 無料(常設展示は通常観覧料)
「背丈ほどの本を読め」と教えられ、哲学書を始めとして多くの本を読んでいた旧制高等学校の学生たち。彼らは豊富な読書経験を基に、仲間たちと校友会誌・寮誌・クラス誌・部誌など、多様な出版物を発行しました。中には、表紙画や挿画により本の見た目にも工夫を凝らした冊子も多数残っています。

「校友会雑誌」第十号 大正15年(1926)発行
旧制松本高等学校文芸部の「校友会雑誌」第10号は、後に文壇で活躍する臼井吉見を「編集・発行人」として発行されました。題字を工夫し、挿画を取り入れた第10号の装丁は、掲載作品とともに、臼井の発行責任者としてのこだわりを今に伝えます。

「小水夫」第67号 明治42年(1909)発行
「小水夫」は、第一高等学校、東京帝国大学を経て第六高等学校の名物教授となった山岡望が中心となり、兄や従兄弟らと作成した雑誌です。山岡が12歳の頃から10年以上に渡って作成され、小説・時事などが掲載されました。
今回の企画展では、こうした学生たちが創意工夫を凝らした冊子や、彼らに影響を与えたと想像される見て楽しい、美しい出版物を紹介します。
バンカラ目線で松本歩き 7月16日(土)~9月11日(日)
バンカラ目線で松本歩き
7月16日(土)から9月11日(日)まで
全国各地から高校入学のために集まった旧制松本高校生たち。第22回(昭和17年)理科乙類クラスの卒業アルバムに収められていた「松本市御案内」図を中心に、彼らがどのような場所で青春を過ごしたのかを辿っていきます。
ぜひ、新しい目線で松本を楽しむ手掛かりとしてください。
会 期 平成28年7月16日(土)から9月11日(日)まで
(休館日:毎週月曜日※月曜祝日の場合はその翌日)
会 場 旧制高等学校記念館 1階ギャラリー
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料 無料(2・3階常設展示は通常観覧料)
お問い合わせ 旧制高等学校記念館 0263-35-6226
濱徳太郎と「春寂寥」―うけつがれる松高寮歌―3月19日~5月8日
濱徳太郎と「春寂寥(はるせきりょう)」
―うけつがれる松高寮歌― 3月19日~5月8日
旧制松本高校から信州大学へと歌い継がれる名寮歌「春寂寥」。松高在学中に同曲を作曲した美学者・濱徳太郎は、音楽・建築・クラシックカーと多くの分野に関心をもった人物でした。本展では、楽譜やスケッチなどを手掛かりに、飽くなき美の探究者であった濱の生涯と、濱作曲の寮歌をご紹介します。
会 期 平成28年3月19日(土)~5月8日(日)
休館日 毎週月曜日、月曜祝日の場合
その翌日(5月2日は臨時開館)
会 場 旧制高等学校記念館 1階ギャラリー
開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
観覧料 無料(常設展は高校生以上300円)
お問い合わせ 旧制高等学校記念館 0263-35-6226
旧制高校を描いた絵はがき展 10月10日~12月6日
旧制高校を描いた絵はがき展
10月10日(土)~12月6日(日)
旧制高等学校での生活は寮が中心でした。毎年の記念祭も寮の祝祭です。街の人たちの人気を集めた部屋ごとの飾りもポスターも、祭の終わりにはファイヤーストームの中で焼かれます。残るのは寮生たちが知恵を絞った記念の絵はがきで、この作品の中からは日頃の寮の生活をうかがうことができます。
今回、これらの絵はがき500余枚を皆さまにご覧いただきます。当時の寮の活気を偲んでください。