☆夏季特別展「昭和100年記念 昭和を刻んだ時計たち」を開催します!

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開催概要

2025年は昭和元年(1926)から100年の節目を迎える年にあたります。本展では「昭和100年」を記念し、当館の収蔵資料を中心に、当時を象徴する時計や関連資料から、昭和の文化と人々のくらしを振り返ります。

今や歴史となりつつある昭和のくらし。そのなかで日々の時間を刻み続けた時計は、どのような人々の生活や流行を見守ってきたのでしょうか。動態展示によって再び時を刻む時計たちが呼び起こす時代の空気をお楽しみください。

皆さまのご来館をぜひお待ちしております。

※夏季特別展のチラシはコチラから!

 

1 開催名

 松本市時計博物館夏季特別展「昭和100年記念 昭和を刻んだ時計たち」

 

2 会場

 松本市時計博物館 3階企画展示室

 

3 会期

 令和7年7月26日(土)~9月8日(月)午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 毎週火曜日休館 ※8月12日(火)は臨時開館します。

 

4 観覧料

 通常観覧料 (一般500円 小中学生200円)

 未就学児・市内在住の70歳以上の方 無料

 

5 見どころ

第1章 明治・大正期~昭和時計文化の源流~

明治・大正期は日本における時計産業の礎が築かれた時代です。輸入から国産化へ発展した機械式時計が、新たなデザインを取り入れながら昭和の時計文化の源流となっていく様子をご紹介します。

明治期のスタンダードな輸入時計 八角時計

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大正期の華やかな国産時計 水銀振子時計

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第2章 昭和初期~「昭和モダン」が花開く~

都市文化が花開いた昭和初期に登場した、近代的な和洋折衷のスタイル「昭和モダン」な時計をとりあげます。当時の流行を色濃く映す時計からうかがえる、時代の息吹や人々の美意識をお楽しみください。

昭和初期に流行した掛時計 スリゲル掛時計

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重厚感あふれる洋風の置時計 石枠置時計

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第3章 戦時下~資材の統制と軍需の時代~

日本の戦時体制のもと、これまで時計の機械部分に多用されていた真鍮が使用の制限を受けると、別の素材を使った時計が登場します。戦意高揚を促す、兵器を模した時計なども流通しました。戦時下特有の時計に見られる緊張感や技術者たちの工夫にご注目ください。

真鍮の代わりにアルミを使用 アルミ製機械掛時計

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第4章 戦後~信州に進出した時計メーカー~

龍水社や諏訪精工舎など、信州にゆかりのある時計メーカーをとりあげ、戦後に発展した長野県の時計産業をご紹介します。

信州で生まれた時計メーカー「龍水社」 掛時計

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第5章 高度経済成長期~生活スタイルに対応した時計の姿~

昭和後期には電子化や小型化が進み、暮らしや需要にあわせた多様な時計が登場します。人々多様な生活スタイルに寄り添う時計の姿をご覧ください。

昭和のペットブームを反映 バードソングクロック

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旅行に便利な持ち運び目覚まし時計 トラベルクロック

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第6章 昭和の松本~時計のある風景~

松本の昭和の日常に根ざした「時」の風景をたどります。街並みの変化を見守ってきた時計や、時計に関わる商店など、かつて暮らしの中にあった時計たちを懐かしい写真とともに振り返ります。

【パネル】昭和52年の千歳橋周辺 (原本は松本市立博物館蔵)

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お問い合わせ

 松本市時計博物館

 TEL 0263-36-0969

 FAX 0263-36-0973