☆化石新聞第7刊☆
2倍楽しめる四賀化石館の鑑賞の仕方5箇条
こんにちは!今回は化石新聞第7刊~2倍楽しめる四賀化石館の鑑賞の仕方5箇条~のご紹介です。古文書風の書き方でご紹介します。
一、クイズを解きながら鑑賞すべし!
人間は間違えたことや自分で考えたことが記憶に残りやすいと言われています。化石と聞くと、難しい印象を持ってしまう方も多いと思います。まずは、学ぶとか勉強するとかは忘れていただいて、化石館1階にご用意したクイズに挑戦してみて下さい。クイズを解いてみることで、自然と学ぶことが楽しくなって、色々な展示に好奇心を持つことができるようになります!
一、想像しながら鑑賞すべし!
整然と並ぶ展示をただ鑑賞するだけだとあまり面白くありません。化石ひとつひとつをよ~く観察してみて下さい。そうすると、その化石の生物が生きた時代が見えてきます。「この化石はどんな時代を生きたのかな?この化石が生きた時代はどんな環境だったのかな?」と想像しながら鑑賞するととても面白いです。例えば、サンゴの化石だったら当時は暖かい海が広がっていたのかな~なんて想像できますよね。その想像が間違っていても大丈夫です。想像しながら見ると実感がわいてきて昔にタイムスリップできます!
一、体験展示やぬりえをやってみるべし!
学ぶこと、勉強することだけが博物館の魅力ではありません。楽しんでこそ、博物館の良さが分かってきます。化石館では、みなさんに楽しんでもらえる体験展示やぬりえコーナーを用意しております。中でも、クジラの背骨の骨(椎骨)の化石を持ち上げられるコーナー、8種類の絵を用意したぬりえコーナーがとても人気です。本物のクジラの椎骨を持ち上げると時代の重みをズシリと感じられます。ぬりえをすると、芸術性が高められるだけではなく、そこから化石に興味を持つこともできます。体験展示やぬりえコーナーで、お子さんの知育徳育のお手伝いができると思いますのでおすすめです。
一、人名や地名が隠れていないか探してみるべし!
化石を鑑賞するからには、何かひとつ覚えて帰りたいものですよね。そこでおすすめするのが、化石の名前に人名や地名が隠れていないか探すことです。ただ眺めるだけだと楽しくありませんが、人名や地名が隠れていないか注目してみると、難しい生物の名前も覚えやすくなります。例えば、シガマッコウクジラ、シナノアロデスムス、ウチムラシロウリガイなどです。シガ、シナノは発掘された場所の地名、ウチムラは発掘された地層(内村層)から来ています。他にも、化石館には人名や地名が入った化石がいくつもあります。みなさんも、人名や地名といった宝探しの旅にスタートしませんか?
一、学芸員やスタッフの展示解説を聞いてみるべし!
博物館のスタッフって何だか話しかけにくいオーラが出ていますよね。心配ご無用、化石館はフレンドリーなスタッフが皆様の学びのお手伝いをします。勤務の関係上、ご説明ができかねることもありますが、皆様のためになるお話をします。運が良ければ、シガマッコウジラの発掘に参加した方のお話も聞けるかもしれません。みなさんに解説ができる機会を楽しみにお待ちしています。
最後に
以上、化石新聞第7刊でした。化石館の楽しみ方は以上に挙げたものに限りません。自分なりの楽しみ方をぜひ見つけてみて下さい。きっと存分に化石館を楽しむことができます!それでは、皆様のご来館をお待ちしております。