企画展「空穂と源氏物語-古典文学の世界」開催します
概要
窪田空穂は歌人として広く知られていますが、国文学者としても数多くの優れた研究を残しています。その中で、今回は源氏物語研究を取り上げます。本展覧会では、空穂の著作『完訳版現代語訳源氏物語』各巻をはじめ、貴重な自筆原稿を展示いたします。また、当会場内では同時開催として、近年収蔵いたしました資料を公開する「最新収蔵資料公開展」も開催いたします。是非、ご覧ください。
案内
開催名: 「空穂と源氏物語-古典文学の世界」・「最新収蔵資料公開展」
会 期: 令和6年9月6日(金)~令和6年10月27日(日)
休館日: 月曜日(休日の場合は、翌日休館)
開 館: 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料: 大人310円 中学生以下 無料
展 示:「空穂も愛した物語」
〇書籍
「増注 源氏物語湖月抄」 上巻、中巻、下巻(昭和2~3年)
「現代語訳源氏物語」 上巻、下巻 非凡閣刊
「現代語訳源氏物語」 改造文庫 1巻~8巻
「現代語訳源氏物語」 完訳本 1~8巻 改造社刊
「源氏物語」 春秋社刊 (昭和31年)
「源氏物語」 新版 春秋社刊 (昭和37年)
〇原稿
「桐壺」(非凡閣版)(昭和11年頃)
「若菜上」(昭和17年~昭和18年頃)
「若菜下」(昭和17年~昭和18年頃)
「柏木」(完訳本、改造社版、昭和20年代)
「夢浮橋」(完訳本、改造社版、昭和20年代)
「桐壺」(未完)
〇最新収蔵資料公開
・空穂揮毫
まくり 「袷ぬぎてひとへをきれば俄にもわが肩かろく撫でもせらるる」
扁 額 「雲海のはたてに見ゆる焼岳のほそきけむりを空にしあぐる」
扁 額 和田小学校校歌(昭和32年)
折 帖 「三十過ぎ四十に入りて我としも親にまさると誰思ひうるや」
扇面十帖 (昭和23年)
問い合わせ
窪田空穂記念館
電話:0263-48-3440
FAX:0263-48-4287
e-mail:utsubo@city.matsumoto.lg.jp