第178回サロンあがたの森 7月13日(土)午後1時30分~

野田高梧記念蓼科シナリオ研究所

『新・雲 呼 荘』

― 山の小さな資料館のお話

話題提供 山内   美智子 さん 
      [野田高梧記念蓼科シナリオ研究所代表理事
 
日   時     7月13日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 5  
参加費        200円
 
戦前の大ヒット映画『愛染かつら』の脚本家であり、小津安二郎監督のデビュー作『懺悔の刃(ざんげのやいば)』をはじめとして、戦後は 2 作品を除き、小津映画と呼ばれている作品の脚本を書いたのが野田高梧です。『東京物語』『麦秋』『晩春』……その野田高梧の資料館「新・雲呼荘(しん・うんこそう)」(野田高梧記念蓼科シナリオ研究所)を蓼科高原に開館して今年で 4 年目になります。
 「新・雲呼荘」と聞くと、多くの方が笑いながら「面白い名前ね」とおっしゃり、でも口にするのをためらわれますが(笑)、その由来をお話しすると皆さん「素敵な名前ですね」と言ってくださいます。山が雲を呼び、雲が人を呼ぶ ― そんな風にみんな集まって来いよという気持ちを込めて、そしてそこに映画人特有のシャレをひとひねり、1951(昭和 26)年、野田が蓼科高原 に開いた山荘が「雲呼荘」です。そこには面白いものがたくさん残されていました。
 「雲呼荘」は処分されて既に現存しませんが、そこからほど近い所に、脚本家山内久・玲子(野田の長女)夫妻が野田未亡人のために建てた山荘を改修し、膨大な野田の資料を保存、ご紹介しているのが資料館「新・雲呼荘」です。
 所蔵資料はシナリオの原本はじめ、野田の生原稿や書簡、「雲呼荘」を訪れた人々の写真、2013年 8 月に出版された『蓼科日記・抄』の原本にあたるノート『蓼科日記』18 冊など。また、野田 が撮った8㍉フィルムなどもご覧いただけます。
 今日は8㍉フィルムも含め資料の一部をご紹介して、野田高梧の人となり、そして映画におけるシナリオというものの大切さをお話しできればと思います。

  山内美智子(やまうち・みちこ)さんは 1955 年、東京生まれ。2012 年 山内久・玲子夫妻の養女となる。一般社団法 人 野田高梧記念蓼科シナリオ研究所代表理事。昨 2018 年6月、夫の脚本家・渡辺千明さんと共に蓼科に移住。

  ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)