第177回サロンあがたの森 5月11日(土)午後1時30分~

私の出会った大切な人たち

― ドキュメンタリー制作を通して

話題提供 野沢 喜代 さん 
      [人権センターながの代表理事、元SBCディレクター
 
日   時     5月11日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 5  
参加費        200円
 
ふり返れば、私の放送人生はなんと40年余。連合赤軍浅間山荘事件の余塵がくすぶる中の入社でした。当時はニュースを読むのは男性、と決まっていました。隔世の感があります。私たちの世代の女性たちが、少しずつ実績を積み仕事の場を広げて行きました。
 昭和50年代、「デンスケ」という重い録音機を肩にかけ、各地を巡り、戦争体験を聞く取材を続けました。この頃から人権におけるメディアの役割を自覚するようになりました。
 松本放送局にいた時に、少年刑務所桐分校のラジオ番組を作りました。また「暗黒日記」の著者で、安曇野出身のジャーナリスト、清沢洌の研究をしている方々と出会い、番組化につながりました。塩尻市の詩人島崎光正さんとの出会いも懐かしい思い出です。
 番組は我が子のようなもので、いずれも忘れがたいですが、同和教育の素材として作った『ドキュメンタリー結婚』というビデオ作品には、特別の思いがあります。いまも、中学校の授業で使われています。
 取材を通して、出会いがあり、学びがあり、それは私の糧となり、大切に心に刻まれて行きました。放送のように消えてなくなる、ということはありません。この出会いに支えられて、今の私があります。私の放送人生とは、そのようなものだったと思います。
 「40年に及ぶ仕事での出会い」と、そこから「私自身が学んだこと」……・それはとりもなおさず、いまかかわっている人権センターの活動につながっていくのですが、そんな私のささやかな「個人史」を、映像を交えてお話しますので、気楽に聞いて頂ければと思います。

  野沢喜代さんは1972年信越放送入社。アナウンス部・制作部・松本放送局を経て、2013年まで長野本社制作部で番組制作に当たる。戦争・障害・差別・家族などをテーマとした「ヒューマンドキュメンタリー」を多く手がける。日本民間放送連盟賞、文部大臣賞、ギャラクシー賞などのほか、放送界で活躍する女性を対象にした放送ウーマン賞を受賞。「ドキュメンタリー結婚」「ソーテサワサワ」など、差別問題を取材した長野県同和教育推進協議会の同和教育ビデオの制作を担当。NPO法人人権センターながの代表理事。

  ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)