第175回サロンあがたの森 3月9日(土)午後1時30分~

当世生き物事情

話題提供 丸山 隆 さん  [「信州野鳥の会」前会長]     
日   時     3月9日(土)午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 5  
参加費        200円
 
近年、野生動物が人間の生活圏のなかに侵入し騒動になる事例が相次いでいます。また、カラスやムクドリが市街地でねぐらをとる現象が全国的な傾向になり、さらに松本平ではマツノザイセンチュウによる松枯れが猛威を振るうなど、ここ数十年の間に野生の生き物たちに大きな変化が生じています。
 私は松本市の中山で幼少期を過ごし、動物好きの祖父の影響もあって里山の自然に親しんできました。昭和30年代は、燃料の主役が薪や炭から石油石炭に変わる過度期でしたが、まだ里山的な環境が充分残っている時代でもあり、燃料革命前の里山を知る最後の世代なのかもしれないと思っています。
 新聞紙面を毎年賑わせているニホンジカの増加による被害や現代っ子ツキノワグマの脅威については周知のとおりですが、今回は普段あまり話題に上らない動物たちにも焦点を当ててお話できたらと考えています。
 キツネやタヌキなどの里山動物が空き家の増加などで平地でも増えていること、温暖化にともない数十年前には予測すらできなかった昆虫が棲みついていること、人との距離を著しく縮めてきたカラスや都市環境に進出しつつある野鳥のこと、また、すでに定着し、あるいはこれから侵入が予想される外来種のことなどです。人の営みと深い関係があるものも多く、そんなお話をさせていただきます。

  丸山隆さんは1950年、松本市生まれ。自然観察インストラクター。20代から松本平の自然観察を続けており、著書には『松本・安曇野 旬の自然観察』、写真集『安曇野四季の鳥』、図鑑『野の鳥70種』などがある。インターネット上のサイトで「長野県のカミキリムシ」を運営しているほか、地元紙「市民タイムス」や機関誌「平和の種」などに野鳥をテーマとしたエッセイも連載中。

  ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)