第169サロンあがたの森 9月8日(土)午後1時30分~

「シネマの彼方の幻影」
~ 「ライムライト」から「桐島、部活やめるってよ」まで… 体験と想いの変遷
話題提供 金井 貞徳 さん  
                 [元松商学園高校校長・放送部顧問]
日   時       9月8日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 1  
参加費        200円

 「人生は恐れなければ、とても素晴らしいものなんだ。人生に必要なもの。それは勇気と想像力。生きて苦しんで楽しめ!」(チャールズ・チャップリン『ライムライト』より)

 私は、映像を見ると訳もなく血が騒ぐ人間である。高校の教員として40年、生徒たちと映画について語り合い、更に放送部顧問として映像作品の制作に関わってきた。その制作は、多くの人間の知恵と大変なエネルギーを必要とする。だが、実に創造的で素敵な活動であった。

 トーマス・エジソンやリュミエール兄弟による映画の発明から120年。数々の名作が生み出され、私たちを魅了し感動を与え続けている。 だが、膨大な映画の中から、何を見たらいいのか戸惑ってしまうという声をよく聞く。 私に、“これぞという一作を推薦してほしい”と言う人も多い。

 そこで、昨年の秋、映画に関する私の思いをまとめて本にしようと思い立った。私の人生に決定的な影響を及ぼした『ライムライト』や黒澤明監督の『生きる』、フェリーニの『道』から近年の名作まで、心に深く残る30作品を選び、記していくことにした。すると、その作品を見つめなおすうちに、シネマの彼方に数々の記憶が蘇ってきた。

『私は貝になりたい』や時代劇で映画の魅力を教えてくれた母や祖父の存在。小学校から中学3年まで9回転校し、そこで出会った人々と出来事。青春時代に観た魅力的な映画とスターたち。共に映画を愛し、語り合った仲間たち。また、現実に出会った高校生との数々のエピソードも浮かんできた。それらの記憶をほぐし、人生を耕す作業の中には多くの発見があり、映画の魅力を伝えたいという思いも一層強くなっていった。

 それらの思いを込めて、チャップリンの言葉を胸に、話をさせていただきます。私の関わった作品も鑑賞しつつ、会場の皆さんと、映画や人生について語り合いたいものです。

 金井 貞徳(かない さだのり)さんは1951年生まれ。松本深志高校、信州大学卒。1974年~2014年、松商学園高校に勤務。放送部顧問として1986年より22年間指導。NHK杯全国高校放送コンテスト テレビドキュメント・テレビドラマ部門等、指導作品 全国優勝8回、全国準優勝6回。全国高等学校総合文化祭放送部門 ビデオメッセージ部門・アナウンス部門等、指導作品・生徒 全国最高賞9回受賞。9月、『シネマの彼方の幻影(仮題)』(オフィスエム)を出版予定。

☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)