第168回サロンあがたの森 7月14日(土)午後1時30分~

これからの

 「地方」の話をしよう
~ 待ち受ける「困難の時代」を前に、

    いま「哲学」に何ができるか ~
話題提供 三谷 尚澄 さん  
                 [信州大学人文学部准教授]
日   時      7月14日(土)  午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 5 
参加費        200円

 いまからちょうど30年後、つまり、「2048年の世界」のことを考えてみてください。この街は、この国は、そしてこの星は、人々が希望を失うことなく毎日を暮らしていける場所であり続けることができているでしょうか。止まる兆しのみえない環境破壊。消滅する地方。AIの発展に伴う大失業時代の予感。いつくるかわからない地震。もはやアジアでナンバー・ワンではないことの寂しい自覚。加速度的に進行する少子高齢化。朝6時に飛んでくるミサイル。崩壊する年金。国民一人あたり7百万円を超えても増え続ける国の借金・・・。
 しばしば指摘される通り、ひょっとすると、「これから30年」のこの国は、困難な《下り坂》の時代を迎えることになるのかもしれません。しかし、では、その困難な《下り坂》の時代に対応していくことのできる「知的パワー」を備えた人間になるために、いま、私たちに何ができるのでしょうか。
 「Philosophy to the People/人々の手に哲学を」。日本を代表する哲学者、鷲田清一さんのフレーズを手かがりに、上記の問いに対する私なりの精一杯の回答を試みてみること。そして、できるなら、当日会場でご一緒させていただく皆さんと共に考え、議論してみること。それが、今回のサロンにむけた私の願いです。

 三谷尚澄(みたに なおずみ)さんは信州大学人文学部准教授。専攻は西洋哲学・倫理学。1974年、三重県生まれ。著書には『若者のための<死>の倫理学』『近代からの問いかけ』などがあるが、昨年3月刊行の『哲学しててもいいですか? 文系学部不要論へのささやかな反論』(ナカニシヤ出版)は、国の教育改革方針への問題提起の書として話題となった。

☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)