第152回サロンあがたの森 1月14日(土)午後1時30分~

カメルーンで感じた未来思考 

  ― 子ども達の笑顔と生きた2年3カ月

話題提供 石原 正嗣さん  [元青年海外協力隊 (環境教育)]

日   時      1月14日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館  本館 1-5 
参加費        200円

 2014年7月、西アフリカのカメルーン共和国の私立ニーナ中学校に環境教育の教員として派遣された石原さん。昨今、地球温暖化等、地球規模での環境保護が叫ばれるようになり、同国でも小・中学校教育に環境教育の授業の導入が進められていました。具体的な指導方法やモデル例がなく、同中学校で指導教材や授業モデル例を示すことが同国の中等教育省からの要請でした。

 カメルーンで最初に驚いたのは、ゴミ山でした。ゴミ山に登って使えそうなものを探す裸足の子どもたちがいました。ゴミの中には、注射針やガラスも捨てられていました。「どうしてこんな状態が起こっているのか?」「町のみんなは、どう思っているのか?」そんな疑問だらけのスタート。そして、カメルーンの未来に向けて、ニーナ中学校の生徒たちとの作戦が動き出したのです。

 この国には、ゴミ問題だけでなく、他にもマラリア・エイズ等の病気、テロリストの脅威、難民・孤児の問題、失業者の問題、食糧不足がありました。カメルーンのことが好きになりつつあった石原さんにとって、厳しい現実でもありました。「青年海外協力隊の自分に何ができるのか?」 カメルーンで出会った仲間が協力してくれました。仲間とともに、クリーン作戦の開催、孤児院・村の訪問、東京オリンピックを目指したバレーボールチームの設立、広島原爆写真展の開催等、未来に向けたアクションに挑戦しました。

 カメルーンでの2年3カ月は、生徒たち、彼らを支える多くの仲間たちからたくさんの気付きやサポートを得、人間的にも育てて頂いた、という。 

 石原(Tsugu)さんは昭和60(1985)年、静岡市生まれ。31歳。信州大学理学部物質循環学科卒業。同大学院工学系研究科修了。私立通信制高校の教員を5年間務めた後、2011年の東日本大震災での被災をきっかけに2014年に青年海外協力隊参加を決意。帰国後は、IC Nagoya(日本語学校)で働きつつ、信州大学、上智大学で講演も実施。

 ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会
問合せ 旧制高等学校記念館 (℡35-6226 Fax33-9986)