旧制高校と出版芸術 10月8日(土)~12月4日(日)

旧制高校と出版芸術

会 期 10月8日(土)~12月4日(日)
    
月曜休館(祝日の場合は、翌日休館)

会 場 旧制高等学校記念館 1Fギャラリー

料 金 無料(常設展示は通常観覧料)

 「背丈ほどの本を読め」と教えられ、哲学書を始めとして多くの本を読んでいた旧制高等学校の学生たち。彼らは豊富な読書経験を基に、仲間たちと校友会誌・寮誌・クラス誌・部誌など、多様な出版物を発行しました。中には、表紙画や挿画により本の見た目にも工夫を凝らした冊子も多数残っています。

「校友会雑誌」第十号 大正15年(1926)発行

「校友会雑誌」第十号 大正15年(1926)発行

 旧制松本高等学校文芸部の「校友会雑誌」第10号は、後に文壇で活躍する臼井吉見を「編集・発行人」として発行されました。題字を工夫し、挿画を取り入れた第10号の装丁は、掲載作品とともに、臼井の発行責任者としてのこだわりを今に伝えます。

「小水夫」第67号 明治42年(1909)発行

「小水夫」第67号 明治42年(1909)発行

 「小水夫」は、第一高等学校、東京帝国大学を経て第六高等学校の名物教授となった山岡望が中心となり、兄や従兄弟らと作成した雑誌です。山岡が12歳の頃から10年以上に渡って作成され、小説・時事などが掲載されました。

 今回の企画展では、こうした学生たちが創意工夫を凝らした冊子や、彼らに影響を与えたと想像される見て楽しい、美しい出版物を紹介します。