第180回サロンあがたの森 10月12日(土)午後1時30分~

世界を旅して得た大切なこと 

― 紛争地での経験を中心に ―

話題提供 村田 信一 さん
      [元戦場写真家
 
日   時     10月12日(土) 午後1時30分 ~3時30分 (予定)
会   場      あがたの森文化会館   本館1 ― 5  
参加費        200円
 
世界を見てみたい、さまざまなことを体験したい、多くの人たちに会い、異なる文化に触れてみたい…。そんなことを思われた人たちも多いかと思います。 でも、多くの人とは違い、わたしがとくに行ってみたかったのは、戦場でした。
 戦争というのは、ある種の極限状態です。しかし、テレビの映像からこちらを見つめる人々は、もちろん、生死を彷徨い疲労困憊の人々や悲嘆に暮れる人々もいましたが、それ以上に生の迸りの中にいる人たちの姿も少なからず見ました。その理由も知りたかったし、また戦う意味も知りたかった。これは、メディアが伝える政治的な要素ではなく、戦場に生きている人たちの感覚として知りたかったのです。
 世界には、さまざまな文化や歴史、宗教などがあり、言語も異なっています。そういうことにも惹かれ、同じ地球のさまざまな暮らしや出来事を体感したいと思い続けていました。幾多の戦場で経験したことは、どこにでもある人間の生き様だったり、人間の素晴らしさ、文化の素晴らしさであり、地球の美しさでした。
 残念ながら、今の世界は憎しみや分断を煽るような言説が力を得ています。
 大切なのは、異なることに対する寛容、容認、そして共生だと思います。誰もがそんな意識を持てたら、世界はより平和へと近づくでしょう。

 村田信一(むらた・しんいち)さんは1963年、松本市生まれ。1990年より戦場取材を始める。中東・アフリカを中心に、パレスチナ紛争、ボスニア戦争、ソマリア紛争、ルワンダ虐殺、アルジェリア、レバノン、イラク戦争、南スーダン飢餓、シエラレオネ等を取材。戦争以外でも、ハワイ、ブラジル、キューバ、スイスなどで撮影取材。2011年以降、東日本大震災被災地の取材や、復興にかかわる形で福島に滞在したり、九州の原発取材など。2017年から、松本で古書販売&ギャラリーカフェ&イベントスペース「恋する虜」を運営。

 ☆テーマに沿って話題提供者の話のあと、気楽に懇談。自由にご参加ください。

主 催 サロンあがたの森実行委員会 共催 旧制高等学校記念館・記念館友の会