開館30周年記念特別展「松本考古学の原点~中山地区の遺跡~」

 当館は、昭和61年(1986)に開館し本年で30周年を迎えます。
 当館が位置する松本市中山地区は、江戸時代から古墳の存在が知られ、多くの住民が出土遺物を所有している地区でした。そして、明治期には、古墳とともに土偶などの出土遺物が全国に紹介されています。こうして、住民たちの手によって考古学研究が始まり、昭和初期に地域の出土遺物が散逸する危機に瀕した際には、「地域の宝は地域で護る」という当時としては先進的な文化財保護の精神のもと、地区内に「中山考古館」(当館の前身施設)を設立しています。

 本展示では、こうした住民による考古学研究こそが松本の考古学の原点であると位置づけ、中山地区の考古学のあゆみを振り返るとともに、地域住民から当館に託された地域の宝(中山地区の遺跡の出土遺物)を展示します。当館誕生の契機となった中山地区に息づく文化財保護の精神と、住民によって護られた地域の宝を、ぜひご覧ください。

1 会  期  平成28年4月23日(土)~6月26日(日)
        休館日は月曜日(休日の場合はその翌日)
2 会  場  松本市立考古博物館 第2展示室
3 観  覧 料  通常観覧料(大人200円、中学生以下は無料)
4 展  示 品  明治期の中山地区の遺跡や遺物が紹介された文献資料や、柏木古墳から出土した勾玉などの
        装身具や鉄刀、馬具のほか、中山地区の遺跡から出土した縄文土器など、約160点を展示
        します。

詳しくは、添付チラシをご覧ください。

松本考古学の原点