第1章 長期休みっていつから?

御指令本書綴込 明治14年 

 開智学校には、明治7年(1875)に日曜日を休みとする通達が残っています。それまでは、1と6のつく日が休みとなっていましたが“休みが多くて勉強が進まない”ということで日曜日だけの休みとなりました。

 長期休みはいつ頃からはじまったのでしょうか?明治7年の開智学校の文書によると、7月21日から8月31日までの暑さが厳しい時は、時間を短縮して午前7時から11時までの授業としています。この時は、暑さを避けるために短縮授業をするだけで、夏休みにあたる長期休みはなかったようです。

 明治14年の文書には、7月20日から8月6日までを「避暑休業」にする伺い書があります。同じ年度に1月24日から2月9日までを「寒中休業」とする伺いも出ており、この時期までに長期休みが始まっている様子を確認できます。

 昭和の初めの開智学校では、夏休み・冬休み・年末年始休み・学年末休みと4種類の長期休みがあり、夏休みは実業休み(繁忙期に家業の手伝いをするための休み)と合わさって、7月26日から8月31日まで1か月以上となっていました。

 文書綴(昭和2年)

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