企画展「明治初めの旅事情~道中日記録を手がかりに~」を開催しています

 馬場家には、江戸時代から明治時代にかけての文書が数多く残されています。今回は、それらの所蔵史資料の活用の一環として、現存する重文指定の主屋などを建てた第12代当主馬場治左衛門夫妻が明治6年に旅をした記録「道中日記録」を手掛かりに、そこから読み取れる往時の旅の様子、近代へ変わりつつある国内の様子などを関連史資料とともに紹介しています。

 本展では、日記録に記された内容とその場所の現代の写真や、旅での持ち物などについての展示を行います。

 皆さま、ぜひお越しください。また、関連事業にもご参加ください。

道中日記録表紙

道中日記録表紙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

資料の一部をご紹介します。

治左衛門は、旅の途中で参拝した寺社の挿絵も描いています。よく観察している様子がわかるものです。下に示したのは、愛知県津島市の津島神社の挿絵です。配置図は正確で、現在のものとほとんど違いがありません。

このほかにも、明治初めの風景についての記載など、興味深い資料を数多く紹介しています。

津島神社挿絵

道中日記録記載の津島神社挿絵

津島神社案内図

現在の津島神社案内図

 

会期

令和元年9月14日(土)~10月27日(日) 月曜日休館(休日の場合は翌日休館)

料金

通常観覧料(大人300円、10月1日以降は310円、中学生以下・松本市内在住の70歳以上の方は無料)

会場

重要文化財馬場家住宅主屋

展覧会

  (1) 馬場治左衛門と馬場家住宅  明治6年に妻らと3か月にわたる旅をした馬場治左衛門の紹介

  (2) 昔の旅の様子        江戸時代、人々はどのように旅をしたのかの紹介

  (3) 道中日記録からわかること  日記録に記された行き先や食べ物、彼らが見た明治初めの風景の紹介

  (4) 変わりゆく交通網      明治以降、旅するための交通事情が変わってきたことの紹介

 会 場 馬場家住宅主屋

 資 料 約80点          馬場家家相図、道中日記録、明治の彩色写真、旅の持ち物など

関連事業

 講演会 「明治初期の旅の楽しみ方~馬場家夫婦の旅を追って~」

  (1) 日 時 令和元年10月6日(日) 午後1時30分~3時 

  (2) 会 場 馬場家住宅主屋

  (3) 講 師 服部亜由未氏(愛知県立大学准教授)

  (4) 定 員 30名

  (5) 参加費 通常観覧料(大人310円、中学生以下・松本市内在住の70歳以上の方は無料)

  (6) 申込み 9月18日(水)午前9時から電話で

バス巡見「中山道を歩く」

 (1) 日 時 令和元年10月14日(月・休) 午前8時~午後5時

 (2) 見学地 中山道鳥居峠を約7キロ歩くほか、贄川関所などを見学予定。

 (3) 解 説 当館学芸員ほか

 (4) 定 員 20名

 (5) 参加費 310円 贄川関所他施設入館料別途

 (6) 持ち物  歩きやすい服装・靴、弁当、水筒、雨具など

 (7) 申込み 10月5日(土)午前9時から電話で

 明治初めの旅事情 チラシ